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ロシアW杯の真の勝者はPSG、所属FW3人がチームを8強にけん引

ロシアW杯の真の勝者はPSG、所属FW3人がチームを8強にけん引

Posted July. 04, 2018 08:47,   

Updated July. 04, 2018 08:47

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「大舞台体質?」

ロシア・ワールドカップ(W杯)が決勝トーナメントに入ってからパリ・サンジェルマン(PSG)所属のFW3人の真価を発揮している。同クラブ所属のネイマール(26=ブラジル)、キリアン・ムバッペ(19=フランス)、エディンソン・カバーニ(31=ウルグアイ)は決勝トーナメント1回戦で、ともにマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出される大活躍でそれぞれの国をベスト8にけん引した。

3人組に活躍は、事実上ワンマンショーに近かった。3人のうち先陣を切ったネイマールはメキシコ戦で1ゴール1アシストを記録し2-0の勝利をけん引した。後半5分に敵陣ゴール前でウィリアンに感覚的なヒールパスを出してDF陣を崩しはゴールに飛び込み、ウィリアンの低空クロスに合わせてゴールを決めた場面は、この日のハイライトだった。W杯で25回も好セーブを見せたメキシコの守護神ギジェルモ・オチョアも手が出せなかった。

チーム最年少のムバッペは、アルゼンチン戦でペレ以来となる60年ぶりにW杯で複数得点を挙げた「10代選手」となり、チームの4得点のうち実に3得点に関わった。前半10分、世界最速男ウサイン・ボルトに負けないスピードを生かしたドリブルでチームの1-0のリードを作るPKを誘導したムバッペは、2-2で同点となった後半19分と23分に逆転ゴールと止めのゴールを相次いで決めた。フランスのリーグ・アン得点王で3人組のうち最年長のカバーニもポルトガル戦で2ゴールを決め、2-1の勝利をけん引。グループリーグ3試合では並んで1得点に終わった3人は、トーナメント1回戦から真価を余すことなく発揮している。

3人の獲得だけに4憶6500万ユーロ(約6064憶ウォン)を使ったPSGは嬉しい気持ちを抑えている。W杯直後からPSGはクラブの収入より支出が大きいことを指摘され、欧州サッカー連盟(UEFA)から財政フェアプレー規定(FFP)違反について調査を受けている。昨年に史上最高の移籍金を記録してネイマール(2憶2000万ユーロ=歴代1位)、ムバッペ(1憶8000万ユーロ、同2位)で獲得したからだ。2013年にPSGに加入したカバーニも、当時フランスのリーグ・アンでは最高の移籍金(6500万ユーロ)を記録した。


金培中 wanted@donga.com · 任寶美 bom@donga.com