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孫興民は靴紐のないスパイク、ナイキがスポンサー提供の代表チームでスパイクは選手個人が選択

孫興民は靴紐のないスパイク、ナイキがスポンサー提供の代表チームでスパイクは選手個人が選択

Posted June. 07, 2018 10:54,   

Updated June. 07, 2018 10:54

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5日、オーストリアのレオガンにあるシュタインベルク練習場。サッカー韓国代表のエース、孫興民(ソン・フンミン=トッテナム・ホットスパー)は足を「すっと」スパイクに入れた。軽くスパイクを履いた孫興民は、靴紐を結んでいる他の選手たちより早くベンチから体を起こしてワームアップを始めた。

サッカー選手は試合や練習の前にスパイクの靴紐をしっかり結ぶ。激しい走る時、スパイクの靴紐が解けることを防ぐためだ。ところが孫興民は、そのようなことを全く心配しない。彼のスパイクには靴紐がないからだ。

孫興民はアディダスの「X18+」を履く。このスパイクは、速いドリブルで相手守備を交わしてシュートを打つ選手のために製作された。関係者は、「ドリブルをする時、靴紐がボールに当たってボールが不規則な動きをするのを防ぐために靴紐のない構造で作った」と説明した。靴紐がないから、脱げ易くなったりはしないだろうか。アディダス側は、「足首周りなどスパイクの上の部分に弾力性の高い素材を使った。靴を履くときは伸びるが、履いた後は再び足を完璧に固定するように戻る」と話した。孫興民は「X18+は素足に近い感じで作られていて、ボールをタッチする時の間隔が凄く良く、繊細なコントロールが可能になる」と満足を示した。

同じユニフォームを着る選手たちだが、それぞれの個性を発揮できるアイテムがスパイクだ。韓国代表チームのスポンサー企業であるナイキが各種の用品を提供しているが、スパイクは例外となっている。代表チームの関係者は、「トレーニング服やスリッパーなど殆どはナイキが提供する。しかし、スパイクは選手個々人の契約を認めている」と話した。また「どのスパイクを履くかによって競技力に影響を与えかねないので、選手が製品を選べるようにしている」と加えた。

韓国代表チームの選手たちがはいているスパイクをメーカー別にみると、ナイキ(11人)、ミズノ(6人)、アディダス(5人)、プーマ(1人)だった。各選手のプレーと特徴と関係がある。MF奇誠庸(キ・ソンヨン=スウォンジー・シティ)はナイキの「マジスタ・オブラ2エリート」を履く。精度の高いキックが持ち味の奇誠庸のスパイクは、ボールが多く当たる部分に丸いホームとクッションがある。ナイキの関係者は、「クッションは選手がボールを蹴る力が効率良くボールに伝わるようにしてくれる。パスの距離の調節やボールタッチの精度を高めてくれる」と説明した。マジスタシリーズは、スペインのパスマスター、アンドレス・イニエスタが愛用するスパイクとしても有名だ。イニエスタは、「マジスタはボールが自分の狙った方向に速くて正確に送れるように助けてくれる」と話した。

サイドDFのコ・ヨハン(FCソウル)はミズノの「モレリアneo2」を履く。選手たちの情熱を象徴する赤色の表面が印象的なスパイクだ。ミズノはスパイクの重さを軽く作り、選手のスピードアップに役立てるようにした。ミズノの関係者は、「カンガルー革を使い、シューズの重さ(195グラム)を軽く作った」と説明した。GK金鎮鉉(キム・ジンヒョン)が履く「プーマ・ヒューチャー2.1NEFIT」は選手のポジションによって靴紐の位置を調整できるのが特徴だ。


鄭允喆 trigger@donga.com