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田仁智がプレーオフで敗れてまたも準優勝、LPGAキングスミル選手権

田仁智がプレーオフで敗れてまたも準優勝、LPGAキングスミル選手権

Posted May. 22, 2018 10:46,   

Updated May. 22, 2018 10:46

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今月初めに田仁智(チョン・インジ=24)は、プロデビュー以来伸ばしてきた髪を短く切った。「短い黒髪がこんなに良いとは~」というコメントとともにショートカット姿の写真をソーシャルメディア(SNS)に投稿した。気持ちを入れ替えたいという意味が込められていた。

田仁智は2015年にアマチュアとしてメジャー戦の全米女子オープンでサプライズ優勝を果たした。米女子ツアー(LPGA)にデビューした2016年にはメジャー戦のエビアン選手権を制した。昨年も振るわなかったわけではない。ただ、一度も優勝がなかっただけだ。その代わり5度も準優勝を記録した。

ショートカットにして2戦目となるキングスミル選手権で、田仁智は準優勝のジンクスから脱却するのかも思われた。だが、優勝まであと一歩のところで、今度も準優勝に止まった。

田仁智は21日、米国バージニア州ウィリアムスバーグのキングスミル・リゾートリバーコース(パー71)で行われた大会最終日に3アンダーを68で回った。通算14アンダー199を記録した田仁智は、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)、畑岡奈紗(日本)とともにプレオフに突入した。18番(パー4)で行われた1ホール目で田仁智はパーを記録し、バーディーを奪った他の二人に押されて敗退した。優勝は1ホール目でバーディーを決めたジュタヌガーンが飾った。

悪天候で72ホールで54ホールゲームに縮小された今大会の第2ラウンドまで、田仁智は1打差首位を維持した。だが、終盤に逆転を許し、優勝には届かなかった。田仁智はLPGAツアー通算3度のプレーオフで全敗している。


李憲宰 uni@donga.com