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元大韓航空のネメック・マーティンがウリィカードのコーチに合流

元大韓航空のネメック・マーティンがウリィカードのコーチに合流

Posted May. 09, 2018 08:52,   

Updated May. 09, 2018 08:52

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イタリア・モンツァで開かれている韓国バレーボール連盟(KOVO)プロバーれボール男子部のトライアウトの現場に、8日、懐かしい顔が登場した。大韓航空とKB損害保険でライトアタッカーとしてプレーし、強力なサーブを披露したネメック・マーティン(34=スロバキア)だ。マーティンは最近、ウリィカード監督に就任したシン・ヨンチョル氏(54)に誘われてコーチとして合流することになった。2005年にスタートしたKOVOリーグ史上初の外国人選手出身のコーチになったのだ。マーティンはシン監督が大韓空港を指導していた2011年に韓国舞台を踏み、2013年まで活躍し、2015~2016シーズンはKB損害保険で活躍した。

「1年前から指導者の準備をしてきた。研修も受けたし指導者資格の準備をしているところだった。先月、シン監督から先に提案があった。少しも悩むことなく合流することを決心した」

マーティンは、シン監督と縁を結んで以来、継続して連絡を取ってきた。二人の信頼は厚かった。マーティンは、KB損害保険でプレーしていたときもシン監督と別途食事をしながら親交を深め、最近もモバイルメッセンジャーを通じて連絡を取ってきた。

マーティンは2017~2018シーズンまで選手として活躍した。シーズン序盤はイタリアリーグで、選手として最後の3ヵ月はインドネシアでプレーした。「今回のトライアウトに出たミチャ・ガスパリニらも現役なのに、引退が早すぎるのでは」という質問に、マーティンは「長年悩まされた足首負傷があって、もはや高いレベルの競技力を発揮できないと判断した。少しでも若いときにコーチの経験を積んで指導者として成功したい気持ちがあったので、今回決心した」と話した。

マーティンは、「シン監督は試合経験が豊富だ。要求することに従い、監督のスタイルに合わせながら自分のスタイルを見つけたい。個人的な長期目標はまだない。成功という短期の目標から追求した」と語った。その上で「指導者としてスタートラインに立った。機会を与えてくれたウリィカードとシン監督に本当に感謝したい。自分も家族も韓国が大好きなので、再び韓国に行けるようになって本当に嬉しく思っている。ファンを失望させないため、本当に頑張りたい」と意気込みを語った。


金培中 wanted@donga.com