Go to contents

ディジョンの権昶勳、今季二桁得点

Posted May. 08, 2018 08:39,   

Updated May. 08, 2018 08:39

한국어

権昶勳(24=ディジョンFCO、写真)が申台龍号の鋭い「ナイフ」になれるだろうか。

ロシアW杯を約1ヵ月に控えた7日、権昶勳がフランスリーグのリーグ1で今季通算二桁得点を記録した。この日は、特にいつものポジションだったサイドアタッカーではなく、2トップのFWとして出場し得点を挙げ、注目を集めた。孫興民(ソン・フンミン=26、トッテナム・ホットスパー)とペアを組む最前線の攻撃要員を探している申台龍(シン・テヨン)代表監督にとって権昶勳は新たな選択しになる見通しだ。

権昶勳は同日、本拠地ディジョンのスタッド・ガストン・ジェラールタジアムで行われたギャンガン戦にナイム・スリティ(26)とともに4-4-2フォーメーションの2トップとして出場し1ゴール1アシストと大活躍し、チームの3-1勝利をけん引した。前半34分に先制点を決めたのに続き、後半20分にはセドリック・ヤンベレの決勝ゴールまでアシストした。

この日10得点目を記録した権昶勳は、朴主永(パク・ジュヨン=33、FCソウル)に次いで7シーズンぶりにリーグ1で1シーズンに10得点以上を記録した韓国人選手になった。2010~2011シーズンに当時ASモナコでプレーした朴主永は、12ゴールを決めた。欧州リーグで言うと、車範根(チャ・ボングン)、薛琦鉉、朴主永、朴智星(パク・チソン)、孫興民、ソク・ヒョンジュン、ファン・ヒチャンに次いで韓国人選手では8番目に1シーズン二桁得点を記録した。

主に右ウィンガーとしてプレーしてきた権昶勳はFCジロンダン・ボルドー戦に次いで最近2試合連続で最前線FWとして出場し大活躍している。権昶勳は、申台龍号で右ウィンガーとして使われてきた。申監督が4-4-2を使う場合、孫興民をFWで起用することが予想される中、李根鎬(イ・グンホ=江原)、金信旭(キム・シンウク=全北)、ファン・ヒチャン(ザルツブルク)らが孫興民の2トップのパートナーとして取り沙汰されてきた。権昶勳が13日のLOSCリール戦と20日のアンジェSCO戦でもFWとして活躍する場合、申監督にとっては新たな攻撃戦術が可能になると見られる。


金在亨 monami@donga.com