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女子高生「スーパーガード」パク・ジヒョン「世界で認められる選手になりたい」

女子高生「スーパーガード」パク・ジヒョン「世界で認められる選手になりたい」

Posted April. 14, 2018 09:56,   

Updated April. 14, 2018 09:56

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速い、万能だ。国内の女子バスケットボール界を揺るがす次世代「5Gガード」の誕生だ。その主役は、今年の春季連盟戦で2度のトリプル・だブル(31、28リバウンド、10アシスト、31点、21リバウンド、10インターセプト)を記録して話題を呼んだパク・ジヒョン(崇義女子高3年)。パク・ジヒョンが注目を浴びているのは、抜きん出ているからだ。

まず、まれに見る長身ガードである。高校入学のとき178センチだった身長が今は185センチ。しかも未だ成長を続けている。「今も身長が伸びているようなんです。(笑)中学生のときから、母が朝と夕には必ず牛乳500ミリずつを飲ませました。家でも朝から牛肉を食べたし、外食のときはとにかくお肉だけを食べました」。

長身だが、低身長ガードのように動きが速い。今年の春季連盟戦で達成した2度のトリプルダブルのうち1度はインターセプト(10個)で満たしたことがその証拠だ。珍しい記録だ。国内の女子バスケで作成された韓国人選手によるトリプル・ダブルは全部で26回あった。ところが、インターセプトが含まれたのは一度もなかった。

そのパク・ジヒョンが今年10月に開催される韓国女子バスケット連盟(WKBL)の新人ドラフト1位を事実上予約した。WKBLは、チームを解体したKDB生命を買収した球団にパク・ジヒョンに対する優先指名権を行使できる権利を与える方法を検討するほどだ。

女子プロバスケットボールの統合6連覇を達成したウリィ銀行のウィ・ソンウ監督は、「パク・ジヒョンは、今すぐプロでも通用する。足が速く、体の動きやリバンドも良い。物凄い可能性を秘めている。国家代表に選出されてもおかしくない」と話した。

小学生時代に陸上選手(全国大会800メートル3位、100メートル4位)だったが、4年生のときユースバスケットクラブを通じてバスケットボールに入門した。将来の大物を見抜いた指導教師は、パク・ジヒョンを直ちに「エリートチーム」に入れた。バスケットボールを始めて2年目のソンイル小学校5年生のとき、早くもWKBL総裁杯子供バスケットボール祭典で最優秀選手に選ばれた。

中学生時代に大韓バスケットボール協会が選出した有望株12人に入り、米国キャンプにもたびたび参加しながら、より大きな舞台への夢を育んだ。

「自分のロールモデルは米国女子プロバスケットボール(WNBA)のキャンデース・パーカー選手です。米国キャンプに初めて参加したとき、プレースタイルが自分と似ていて見習うべきどころが多いと思いました」

パク・ジヒョンは崇義(スンウィ)女子高1年生のときから国家代表選手として国際バスケットボール連盟(FIBA)U-17女子バスケットボール大会に出場し、国際大会の経験も積んだ。自身より先行している「怪物新人」パク・ジス(KBスターズ)とも、このとき一緒に運動した経験がある。

「代表チームで初めて会いましたけど、ジス先輩が先に話しかけてくれました。練習のとき怒られて泣いたことがあるけど、ジスさんが私をわきに連れ出して『私も同じようなことを経験しているのよ。全てはあなたのためになるから』と言ってくれました。またおやつも沢山くれたんです(笑)」

生まれ持ったスピードのお陰で高校舞台では「圧倒的な」長身ガードだった。高校2年生だった2017年の週末リーグの王中王戦でも最優秀選手、リバウンド賞、アシスト賞、守備賞と4冠に輝いた。2018年の春季連盟戦ではリバウンド1位(平均20.3)となり、1試合平均29ポイントを挙げた。

今年は国内女子バスケットボール選手では初めて米国プロバスケットボール(NBA)の国際開発プログラムである「国境無きバスケットボールのグローバルキャンプ(BWB)」に参加し、さらに自信をつけて帰ってきた。

「自分では納得のいくキャンプだったし、夢が大きくなりました。優秀な選手たちと一緒にバスケットボールをしたけど、とくに押されたりはしない感じでした。世界で認められる選手になりたいです。夢は大きく持たないとですね。(認められる選手に)なれれば良いことだし、及ばなければもっと頑張れば良いことだから」

中国での指導者生活を終えて昨年から崇義女子高のコーチに赴任したイ・ホグン元三星(サムスン)生命監督の下で磨きをかけているパク・ジヒョンは、プロ舞台への不安感があるのも事実だが、期待感の方が大きい。

「ジスさんは2年目なのに丸でベテランみたいで、物凄くうまいし素敵でした。ところが、そのジスさんが試合中に鼻血を出して苦しい顔をするのです。プロって本当に体の当たりから違うんだなと感じました。監督も先輩たちもプロでは守備ができなければ粘れないという話を沢山してくれました。監督も、そういう事情を良くご存知なので、守備について色々と教えてくださって、守備練習のときはもっと集中しようと心がけています。『高校とプロとは違う』と言う人がいます。私もその通りだと思います。だからプロでも通用するということを必ず証明したいです」


任寶美 bom@donga.com