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孫興民、ロナウド、メッシ…ロシアW杯「夢の三角編隊」

孫興民、ロナウド、メッシ…ロシアW杯「夢の三角編隊」

Posted April. 07, 2018 07:25,   

Updated April. 07, 2018 07:25

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サッカー・ワールドカップ(W杯)2018ロシア大会の最高のドリブラーはリオネル・メッシ(31=アルゼンチン)ではなくエデン・アザール(27=ベルギー)?

最近国際サッカー連盟(FIFA)傘下の国際スポーツ研究センター(CIES)は、世界最高と評価される欧州5大リーグでプレーする選手のシーズン開幕から今年2月までの活躍をもとに、最高のドリブラーランキングを発表した。試合当たり(90分基準)の平均ドリブル数と成功率(%)を算出し、独自で開発したアルゴリズムに使って格付けを行った。

その結果、「サッカーの神」メッシが最高のドリブラーだという大多数の認識とは違い、アザールが1位になった。これは全方位に駆け巡りながらチャンスメーカーとしての比重が高いメッシと直線的な突破に特化されたアザールのプレースタイルの違いが反映された結果だった。

このように数値はサッカーの全てを表すことはできないが、変わった視点を提供する。CIESが独自開発した指標を使った分析を基に、開幕まで2ヵ月あまりを残しているロシアW杯のベスト11(4-3-3基準)を選んでみた。

●夢の三角編隊、「ロナウド、メッシ、孫興民」

孫興民(26)がロシアW杯の夢の三角編隊に含まれた。CIESがこの3カ月間(12月26日~3月26日)、欧州5大リーグの選手の記録を分析して発表したポジション別の格付けによると、そうだ。

CIESは、▲得点機の創出、▲タックル、▲ボールの配給、▲シュート、▲攻撃貢献度、★▲守備貢献度の6項目にわたって評価して格付けを行った。それによると、孫興民はホアキン・スソ(25=スペイン)とともにウィンガー4位タイだった。1~3位はメッシ、モハメド・サラー(26=エジプト)、ハカン・チャルハノール(24=トルコ)。

にも関わらず孫興民が世界最高と言われるロナウドやメッシと堂々と肩を並べて「三角編隊」に名を連ねたのは、最近の大物ウィンガーがいずれも左利きであることと関係がある。先に触れたトップ5ウィンガーのうち右利きは孫興民とチャルハノールの2人だけだ。

「ゴールを決めるウィンガー」を積極的に活用するのが最近のサッカー戦術のトレンドだ。このため、ウィンガーのポジションは、選手が主に使う足の反対サイドに配置される。例えば、トッテナム・ホットスパーが右利きの孫興民を左ウィンガーとして起用する理由だ。

結果的にメッシとポジションが重なる「絶好調」のサラーが落ちた。本大会に進出できなかったトルコのチャルハノールは自動的に除外された。

今シーズンの孫興民は、トッテナムで通算18ゴール(リーグ戦、各種カップ大会)を決めて大活躍している。W杯本大会でも「死の組(F組)」に入った韓国を救える選手として期待を集めている。最近欧州チャンピオンズリーグ(CL)通算119得点(欧州CL史上最多得点記録)を挙げたロナウドは、W杯でスペインと組1位を争う戦い(B組)の先鋒に立つ。メッシは多くのスター選手を保有しながらも、メッシ不在では結果を出せないアルゼンチンの最終解決師として臨む。

●デンマークの中盤の花、エリクセン

FIFAランキング1位のドイツは、多くのポジションに最高の選手が布陣しているが、とりわけ中盤が堅固だ。CIESの調査によると、トニ・クロース(28)はじめMF(守備的MF、オールラウンドなMF)トップ10に調査国のうち最多の4人が選出された。ブラジルとイングランドなど伝統の強豪と新興強豪ベルギーも中盤の強国と評価された。

今回の調査でクリスティアン・エリクセン(26)はデンマーク選手では唯一トップ10(MFでは1位)に選出された。デンマークのW杯本大会進出をけん引した主役だ。エリクセンはMFだが、欧州グループ予選と2度のプレーオフでデンマークが記録した20得点のうち11ゴールを決め、祖国をW杯本大会に導いた。エリクセンの活躍で8年ぶりにW杯本大会出場を果たしたデンマークは、やはりエリクセンの活躍に期待をかけて、ベスト16入りを目指している。

伝統の強豪イタリアが本大会進出に失敗した中、欧州のブックメーカーたちは最近の国際Aマッチ9試合で無敗行進を続けているブラジルをはじめドイツ、スペイン、フランスの4カ国を優勝候補に挙げた。CIESのポジション別の最高選手調査でも、これらの国はGKを除いて6ポジションで5人以上を保有している。まだ欧州5大リーグが終了(5月20日)していない上、最終エントリー提出締切日(6月4日)も2ヵ月ほど残っている。だが、最近各リーグで好プレーを見せている選手が多い4カ国が有力な優勝候補であることに異議を唱えるサッカーファンはいないだろう。


金在亨 monami@donga.com