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朴仁妃が1泊2日にわたる激闘に破れて準優勝 ANAインスピレーション

朴仁妃が1泊2日にわたる激闘に破れて準優勝 ANAインスピレーション

Posted April. 04, 2018 08:37,   

Updated April. 04, 2018 08:37

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朴仁妃(パク・インビ=30)は10メートルのパッティングがカップに沈んだことを目でなく耳で確かめた。10番(パー4)グリーンの周囲にいた1500人のギャラリーから一斉を喚声を上がった。8ホール目にもつれたプレーオフパニーラ・リンドベリ(32=スウェーデン)が9.1メートルのバーディパットに集中を成功させる瞬間だった。自身に残された4.5メートルのバーディーパットに集中していたためリンドベリのパッティングを見ていなかった朴仁妃は、相手の劇的なバーディパットに対して、天の意向は自分を見放したと思ったかもしれない。米女子ツアー(LPGA)で7.5メートルを超えるパットの成功率は5%未満だ。

パーディパットがカップの左に外れると、朴仁妃は1泊2日にわたってプレーオフを戦ったリンドベリを抱きしめて祝福した。「リンドベリが決めた最後のパットは真のチャンピオンパットだった」と語った朴仁妃に対し、LPGAホームページは、「偉大なスポーツマンシップを示した」と賞賛した。

3日、米国カリフォルニア州ランチョミラージュにあるミッションヒルズCC(パー72)で開催されたシーズン初メジャー戦のANAインスピレーションで朴仁妃は準優勝した後、自宅があるラスベーガスに向かった。心の中では悔しさを感じたはずだが、応援に駆けつけた両親と妹を慰めた。大会に先立ち、朴仁妃は「父に『ギャラリーグランドスラム』をプレゼントしたい」と決意を語っていた。父のパク・ゴンギュ氏は、これまで同大会を除いてメジャー戦で娘が優勝する場面をギャラリーとして現場で見守ってきた。パク氏は「仁妃が、自分もつらいはずなのに『パパ、今度は絶対に約束守るからね』と言ってましたね」と伝えた。


金鍾錫 kjs0123@donga.com