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キム・ドヨンが21年ぶりに女子マラソン韓国記録を更新、ソウル国際マラソン

キム・ドヨンが21年ぶりに女子マラソン韓国記録を更新、ソウル国際マラソン

Posted March. 19, 2018 07:42,   

Updated March. 19, 2018 07:42

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「新星」キム・ドヨン(25=K-water)が2018ソウル国際マラソン兼第89回東亜(トンア)国際マラソンで21年間破られていない女子マラソンの韓国記録を塗り替えた。

キム・ドヨンは18日、ソウルの光化門(クァンファムン)を出発し蚕室(チャムシル)総合運動場にゴールインする42.195キロフルコースレースで2時間25分41秒を記録し、クォン・ウンジュが1997年の春川(チュンチョン)マラソンで打ち立てた2時間26分12秒を31秒短縮した。キムは、国内女子部1位と国際部5位となり、今年8月にジャカルタ・パレンバンで開催されるアジア大会に出場する代表に選出された。

キムは、アフリカ勢が中心となる先頭グループのすぐ後ろのグループで冷静にレースを繰り広げた。序盤の5キロを17分20秒で通過しようとペースを決めていたが、5キロを17分07秒で通過し、当初の作戦より多少ペースが速かった。その後の5キロをそれぞれ17分20秒前後のスピードで走り続けた。25~30キロ区間を17分23秒で、30~35キロ区間を17分27秒と多少ペースが落ちたが、35~40キロ区間で17分18秒とペースを取り戻し、軽く韓国記録を更新した。韓国勢では唯一キムと競争したアン・スルギ(26=SH公社)は20キロ地点で遅れては再び追いついたがペースを失って25キロ地点を過ぎたところがレースを放棄した。キムは大会組織委員会が与える韓国記録更新賞金5000万ウォンと国内優勝や国際部5位への賞金、大韓陸上連盟が与える韓国記録更新賞金1000万ウォンの計7000万ウォンを獲得した。

ケニアノウィルソン・エルペ(30)はソウル国際マラソン男子国際部では4度目の優勝を飾り、改めて「ソウル国際マラソンの男」であることを証明した。エルペは2時間6分57秒をマークし、自ら2016年に打ち立てた2時間5分13秒という大会記録には大きく及ばなかったが、2012年と2015念、2016年に次いで4度目の優勝を果たした。

キム・ジェフン(30=韓国電力)は2時間13分24で自己ベスト(2時間17分48秒)を4分以上更新し国内男子部1位になり、アジア大会代表の座をつかんだ。

この日のレースにはマスターズマラソンランナー3万5000人あまりが参加し初春を迎えたソウル都心を走り抜けながら国内最大のマラソン祭りを楽しんだ。


梁鍾久 yjongk@donga.com