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パラ開会式の総監督「リハーサル時間に雪履きした」

パラ開会式の総監督「リハーサル時間に雪履きした」

Posted March. 12, 2018 07:30,   

Updated March. 12, 2018 07:30

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開会式の前日。リハーサルをしていなければならない時間に、平昌(ピョンチャン)冬季パラリンピック開会式総監督を務めたイ・ムンテ氏(写真)は雪を履いた。イ監督が開会式準備のために平昌に到着した1日から開会式が行われた9日まで、平昌に降った雪は計1メートルに達した。照明監督は、1800個の照明を開会式の日に初めてつけてみた。

イ監督は、「私たちの方が組織委員会の方たちに申し訳ない気持ちがするほど、雪を履くのに本当に苦労が多かった。組織委員長まで直接雪を履いた。そういう心遣いがあったからか開会式は成功したようだ」と開会式を無事終えた感想を語った。

開会式の前日まで大雪注意報が発表されるほどの大雪で組織委員長や副委員長など地位の高下を問わず、組織委員会の全職員とボランティア、軍部隊の将兵たちが雪履きに参加した。だが、その険しい道のりの中でもパラリンピック開会式は2万1000人あまりの観客を含め世界の視聴者に深い感動を与えた。障がい者ノルディック代表のチェ・ボギュ選手と北朝鮮のノルディック選手のマ・ユチョル氏が一緒に持って入場した聖火は、アイスホッケーのハン・ミンス選手のロープ登攀を経て、オリンピックでカーリング旋風を巻き起こした「チーム・キム」の主将キム・ウンジョン氏とパラリンピックでカーリングフィバーを引き継ぐ車椅子カーリング代表チームの主将ソ・スンソク氏の手に渡り、「障がい者と健常者の共存」という感動を盛り込み、オリンピック開会式に劣らず話題を呼んだ。

イ監督は、「開会式前日まで(登場人物の)様々な組み合わせを組み立てながら悩み続けた」と話した。聖火リレー走者たちと最終点火者も開会式当日の午前に順番に従って歩いてみたのがリハーサルの全てだった。今になって胸をなでおろしているが、障がい者アイスホッケーのハン・ミンス選手が、その(開会式の)前に一度も聖火点火台前のスロープを直接ロープを使って登ったことがなかったので物凄く緊張した」と打ち明けた。開会式直前に南北合同入場が流れたが、イ監督は「南北の選手が一緒になる聖火点火リレーを是非やらせてほしい」という意向を伝えたところ、結局南北の合同入場はならなかったが、聖火を一緒に持って入場した。

雪で床が濡れて作動しない電気施設の問題で十分見せられなかったものもある。開会式の場面のうち、障がい者と健常者の区別のない新しい世界を象徴する「共存のボール」が空高く飛ぶ場面があった。もともとは一筋の糸が、このボールを巻きつけるシーンを演出しようとした。ところが大雪で電気機材が故障し、試すこともできず空中から降りる方式に変えられた。クリエイティブディレクターのコ・ソンウン氏は、「雪のために技術的なところのリハーサルが十分できなかったのは悔しかった。しかし、みんなで雪を履きながら体から湯気が出るほど汗を流す姿を見た。それ自体が『障がい克服』を見せたものではないかと思った」とし、「幸いに閉会式までは天気が良好だと言うから、そこではもっとまとまったパフォーマンスを見せることができそうだ」と話した。


任寶美 bom@donga.com