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秋信守とイチロー、そしてシアトル

Posted March. 09, 2018 08:05,   

Updated March. 09, 2018 08:05

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鈴木一朗(イチロー、45)がお馴染みのシアトル・マリナーズのユニフォームを着る。今季メジャーリーグの最高齢野手のタイトルも得た。

シアトルは8日、イチローと契約したと正式発表した。米国のスポーツ専門チャンネル「ESPN」によると、1年契約を結んだイチローは75万ドル(約8億ウォン)の年俸を保障されるという。成績に応じたインセンティブを入れれば最大で200万ドル(約21億4000万ウォン)までもらえる。イチローはこの日の入団会見で、「この5年間は他のチームでプレーしたが、心の片隅には常にシアトルのユニフォームを着てプレーしたいという気持ちがあった」と感無量な表情で語った。

イチローがシアトルに復帰し、テキサス・レンジャーズの韓国人打者、秋信守(チュ・シンス=36、写真)ともたびたび遭遇するものと見られる。アメリカンリーグ西地区の属する両チームは、今季に19度対決する。

二人ともシアトルはとは縁が深い。イチローはシアトルで全盛期を過ごした。一方で、秋信守はシアトルを離れてから本格的に活躍するようになった。

日本のオリックスで9年間、1278安打を放ったイチローは、2001年にシアトルに入団。入団年度に242安打を放ち、2010年まで10年連続で200安打以上を記録し、メジャーリーグでもヒットマシーンの能力を遺憾なく発揮した。2006年に記録した262安打は未だにメジャーリーグ年間最多安打記録として破られていない。

イチローはチームの立て直し雰囲気の中で2012年7月、ニューヨーク・ヤンキースにトレードされ、2015年から昨年まではマイアミ・マリーンズ所属でプレーした。自由契約選手(FA)になったイチローに関心を示す球団は殆どなかったが、主力外野手が次々と負傷したシアトルが土壇場に手を差し伸べた。イチローのメジャーリーグ通算成績は打率.312、3080安打、117本塁打、780打点、1415得点、509盗塁だ。

秋信守にとってイチローは愛憎の入り乱れる存在だ。秋信守は2001年に釜山(プサン)高を卒業したあと、シアトルと契約した。4年間のマイナーリーグ生活を経て2005年に、やがてメジャーデビューを果たしたものの、彼の前にはイチローが泰山のように立ちはだかっていた。同じ左打ちでポジションも右翼手と重なった。

2006年、シアトルは守備範囲の広いイチローに右翼手のポジションを秋信守に譲歩し、中堅手に移すことを薦めたが、イチローは一言で断った。シアトルは居場所がなくなった秋信守をクリーブランド・インディアンスにトレードした。秋信守は、当時「正直腹が立った」と話した。だが、このトレードは転機となった。クリーブランドでフルタイム・メジャーリーガーとして定着し、シンシナティ・レッズを経て、2019年末、テキサス・レンジャーズと7年1億1300万ドル(約1393億ウォン)の大型契約を交わした。

秋信守は昨年、本紙にインタビューに応じ、イチローについて「人間的はことは知らないけど、野球選手としては尊敬せざるを得ない。その年齢で、いつでも試合に出れる体を作ることは凄いとしか言いようがない」と話した。

イチローは同日、自身の背番号51について「人々は自分が50歳までプレーしたいと思っていると。しかし50歳ではなく、『少なくとも』50歳までプレーしたいのだ」と話した。


李憲宰 uni@donga.com