Go to contents

「孫興民はワールドカード選出」 金鶴範監督、アジア大会優勝に自信示す

「孫興民はワールドカード選出」 金鶴範監督、アジア大会優勝に自信示す

Posted March. 06, 2018 07:40,   

Updated March. 06, 2018 07:40

한국어

「孫興民(ソン・フンミン)は特別な状況の変化がない限り選出する」

孫興民(トッテナム・ホットスパーズ)は誰も否定できない韓国サッカーの大車輪になった。ジャカルタ・パレンバンで開催される2018アジア大会と2020年の東京五輪を準備する金鶴範(キム・ハクボム)監督(58)も、孫興民を欲しがった。孫興民は2018ロシア・ワールドカップ(W杯)に参加するA代表チームでも欠かせない存在だ。金監督は、今年8月に開催されるアジア大会でも孫興民を招集したい意向を示した。アジア大会は23歳以下が中心となるが、3人を年齢制限なくワイルドカードとして選出することができる。

5日、ソウル鍾路区(チョンノグ)に位置するサッカー会館で行われた監督就任会見で、金監督は「孫興民は韓国だけでなくアジアを代表する選手だ。負傷など特別な理由がない限り選出する」と話した。その上で、「アジア大会は所属クラブには選手の代表招集に応じる義務がない。そのためトッテナムはもちろんのこと孫興民とも十分話し合って説得しなければならない。孫興民を抜擢するかどうかは最後まで行ってみないと分からないことだが、これまでの活躍をみると特に問題はない」とは明日。しかし、金監督は「まだ本人の意向は確かめていない。ロシアW杯もあるので慎重に扱わなければならない部分がある。近く意向を打診したいと思っている」と加えた。さらに「孫興民のような選手は、所属クラブが代表招集を認めても、今すぐではなく準々決勝や準決勝進出のタイミングから代表招集に応じる可能性がある。そうなると組織力を害するのではないか」と質問すると、「心配要らない。守備では組織力に問題がきたすけど、攻撃は個人の能力が重要なので大きな問題はない」と話した。

今年1月のアジアサッカー連盟(AFC)23歳以下選手権で成績が振るわず解任されたキム・ボンギル前監督に次いで就任した金鶴範監督は、「(殆どの人々は)アジアでは韓国が優勝すると思っている。監督として自信がなければ挑戦という言葉は使わない。1位でなければ意味がない。監督が自信を持っていなければ選手たちも一緒だ。監督が自信を持ってこそ、選手たちと共に歩むことができる」と話した。

金監督は、「五輪まで任期を保障されたが、アジア大会のあとに中間評価を受ける」と宣言した。金監督は、「挑戦を望んだから中間評価が大きな足かせにはならない。アジア大会の成績が振るわなければすぐ辞める」と優勝への強い気持ちを示した。


梁鍾久 yjongk@donga.com