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全豪オープン4強の鄭現が恩師と再会

Posted February. 03, 2018 08:04,   

Updated February. 03, 2018 08:04

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「お元気ですか。へへへ」。「キャプテン」と再会した鄭現(チョン・ヒョン=22、韓国体育大学)の顔には明るい笑みがこぼれていた。そういう教え子と再会した恩師は嬉しいばかりだ。

鄭現(チョンヒョン)は1日の夕、ソウル松坡区(ソンパグ)にある食堂で三星(サムスン)証券時代に3年近く指導を受けたキム・イルスン元監督(49)と再会した。キム氏は、鄭現が全豪オープン3回戦でノバク・ジョコビッチ(セルビア)を倒して中継カメラに書いた「キャプテン、見ている?」というメッセージの主人公だ。

鄭現は、当時「三星証券チームが解体された後、気苦労が多かった監督に対して、後で自分が大きくなったら何かをしてあげると約束したことを守った」と説明した。この話が話題になると、キム氏は数日間を携帯電話の電源を切ったまま外部との連絡を断ち切った。主役は鄭現でなければならないと思ったからだ。

だが、この日のキム氏は、三星証券監督出身のチュ・ウォンホン元大韓テニス協会会長が主催した祝賀会に快く出席し、偉業を成し遂げた教え子の肩を叩いた。

2ヵ月ぶりの再会だというキム氏は、「テレビで見ていたときは気づかなかったけど、顔がずいぶん焼けて、結構痩せていた」と話した。キム氏が足の状態を聞くと、鄭現は「来週かボールを打つと思う。若いので回復が早いんです」と心配する恩師を安心させた。キム氏は、「有名人になったのだから、体の管理にもっと気をつけなければならない」と言い聞かせた。

帰国したら豚肉が食べたいと言ったが、忙し過ぎて豚肉は見たこともないという鄭現は、「監督がおごってください」と愛嬌を振った。するとキム氏は、「賞金も沢山もらっているんだから、お前がおごるべきじゃないのか。地下鉄に乗るときは、芸能人みたいにマスクなんかするんじゃないよ」と返した。

中学生時代に米国に留学したが、適応に苦労をして帰国した鄭現は、高校1年生だった2012年からキム氏に出会った。鄭現は、「苦しい時期に自分を支えてくれた監督がいなかったら、今の地位まで来れなかったはずだ」とキム氏への感謝の気持ちを語った。キム氏は、「鄭現は、簡単に満足しないスタイルだ。だから、先のことがもっと楽しみだ。あまり結果にプレッシャーを与えないで欲しい。鄭現が、私たちの夢を叶えてくれる日が来ることを待ち望んでいる」と話した。

現役時代に看板スターとして名を馳せたキム氏は、京畿道始興(キョンギド・シフン)でアカデミーを運営しながら幼少年たちを指導している。

一方、鄭現は、2日に公式記者会見を行い、同日午後には母校のサムイル工業高校での歓迎行事に出席する。怖いものは何かという報道陣の質問には、「子供のときはそうじゃなかったけど、大学生になってからはゴキブリが出てくるとラケットで下敷きにしてから、母が来るまで待つ」と言い、特有のユーモアセンスを見せ付けた。


金鍾錫 kjs0123@donga.com · 金在亨 monami@donga.com