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特別帰化のラトリフ、「大韓民国は愛…メダルで応えたい」

特別帰化のラトリフ、「大韓民国は愛…メダルで応えたい」

Posted January. 26, 2018 08:10,   

Updated January. 26, 2018 08:57

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三星(サムスン)のゴールしたを守ってきたリカルド・ラトリフ(29)が、今後は「ラゴンナ(健児)」の名前で大韓民国のゴールしたを守る。昨年1月1日に新年初戦を終えて殊勲選手インタビューを受ける途中、新年の目標について「韓国のパスポートを持ちたい」と発言して約1年ぶりのことだ。ラトリフは2018年の目標について「コートの中と外で韓国をしっかり代表すること」だと話した。羅健児の韓国名については、「自分のプレースタイルをよく表す名前なので大変気に入った」と笑った。

22日に法務部国籍審議委員会の面接審査を通り、特別帰化の最終許可を得たラトリフが25日、ソウル・インペリアルパレスホテルで特別帰化について記者会見を行った。ラトリフは、「ファンや大韓バスケットボール協会(KBA)、韓国バスケット連盟(KBL)など帰化のために助けてもらった全ての機関や韓国政府に感謝する。韓国人の血は入っていないが、韓国を代表できるよう認めてもらい光栄だ」と感想を語った。

ラトリフは同日発表された2019国際バスケット連盟(FIBA)バスケットワールドカップWindow-2男子代表の最終メンバー12人に名を連ねた。23日、蚕室(チャムシル)室内体育館で行われる香港戦で韓国代表としてデビューするラトリフは、オ・セグン(31=KGC)、イ・ジョンヒョン(24=モービス)、キム・ジョンギュ(27=LG)とともに韓国代表チームのポストをさらに強く固めるものと期待されている。

本人にとって大韓民国とは、という質問には「愛」と答えた。その上で「韓国に来てあまりにも大きな愛をもらった。本当に感謝し、韓国を代表することができて嬉しい。国民にメダルで応えたい」と言い、「韓国代表チームは本当に良いチームだ。シューターも良いし、選手たちが全体的に若くて潜在能力も高い。自分は攻守両面でゴール下で役立てたい。若い選手たちを引っ張りたい」と抱負を語った。

すでに韓国で6シーズン目となるラトリフの最大の強みは「経験」だ。韓国バスケットボールのスタイルを理解しているため、既存の代表メンバーとの呼吸を合わせるのに長い時間を必要としないと見られる。



任寶美 bom@donga.com