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フィギュアのチケットが取れない? 団体戦ならまだ間に合う

フィギュアのチケットが取れない? 団体戦ならまだ間に合う

Posted January. 09, 2018 10:19,   

Updated January. 09, 2018 11:15

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「フィギュア女王」金姸児(キム・ヨナ=28)の登場以来、フィギュアスケートは韓国でも人気スポーツになった。1ヵ月後に迫った平昌(ピョンチャン)冬季五輪でもフィギュアは人気絶頂だ。

男子の世界ランキング1位の羽生結弦(日本)、「ジャンプ天才」ネイサン・チェン(米国)、女子世界ランキング1位のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)など世界のトップスターたちが平昌に出揃う。2月17日、江陵(カンヌン)アイスアリーナで行われる男子シングル・フリーと23日の女子シングル・フリーのチケットはすでに売り切れている。A席を基準に1枚60万ウォンだが、チケットがなくて取れないほどだ。25日のエキシビジョンもチケットが買えない。

だが、世界的なスター選手の華麗なパフォーマンスを直接観戦できる機会はまだ残っている。あまり知られていないチームイベント(団体戦)がそれだ。

2014年のソチ五輪から正式種目に採択されたチームイベントには、世界の上位10ヵ国が参加する。男女シングルとペア、アイスダンスの4種目の選手たちが全ての演技を披露し、得点を合計して順位を決める。現在チームイベント10位の韓国は、チームイベントに初出場する可能性がある。その場合、チャ・ジュンファン(男子)、チェ・ダビン(女子)、アレクサンダー・ガメリンとミン・ユラ組(アイスダンス)が出場する。

平昌五輪開会日の2月9日にチームイベントのうち男子シングルのショートプログラムが行われ、二日後の11日には女子シングルのショートプログラムが行われる。ハイライトは12日で、この日は男女シングルのフリースケート、アイスダンス・フリーダンスが行われる。3日間のC席(15万ウォン)は売り切れたが、A席(55万~60万ウォン)とB席(35~40万ウォン)はまだチケットにが残っている。

ただ、複数の選手が出場する国の場合、どの選手が参加するかは分からない。例えば、日本の男子シングルには羽生の代わりに宇野昌磨が出場する可能性がある。ロシアの女子シングルもメドベージェワではなくアリーナ・ザギトワが出場することも可能だ。2種目に限って選手の交代も可能だ。どの選手が出場するかは、試合当日に判明する。フィギュア種目担当官のイ・ジョンス氏は、「フィギュアにチームイベントが出来てからチームワークが重用な種目になった。試合に出ない選手も応援ボックスに出て同僚たちを応援する。色々と見どころの多い競技だ」と話した。

一方、ショートトラックスケートもなかなかチケットの購入が大変だが、2月13日に行われる女子500メートル決勝は、韓国が弱い種目とされ、チケットが残っている。チェ・ミンジョンが韓国初の女子500メートル金メダルに挑戦するため、運が良ければ歴史的な瞬間を目の当たりにする可能性もある。

代表的な人気種目であるアイスホッケーも韓国チームの一部競技はチケットが残っており、リンクでの番狂わせを現場で見守る機会はまだ残っている。



李憲宰 uni@donga.com