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今季4勝目のスケルトン代表のユン・ソンビン、平昌五輪金目指し世界1位を断念

今季4勝目のスケルトン代表のユン・ソンビン、平昌五輪金目指し世界1位を断念

Posted January. 08, 2018 08:41,   

Updated January. 08, 2018 09:37

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「自分の大嫌いなトラックで1位をしていますね」

ドイルのアルテンベルクで行われた2017~2018国際ボブスレー・スケレトン連盟(IBSF)スケレトンのワールドカップ(W杯)第6戦の1本目のレースが終わった後、IBSF中継スタッフがユン・ソンビン(24=江原道庁、写真)のレースを見てコメントした言葉だ。

ユン・ソンビンが6日、かつて成績が振るわなかったアルテンベルクのトラックでも1位(1本目と2本目の合計1分54秒28)になり、今季4勝目を挙げた。カーブが気難しく、多くの選手がミスを犯したトラックでユン・ソンビンの過去最高の成績は5位(2016~2017シーズン)だった。この日、ユン・ソンビンは1本目に57秒24をマークし1位になった。

1本目でマルティンス・ドゥクルス(34=ラトビア)はIBSF解説者から「全くドゥクルスらしからぬ姿」だと酷評される中、コースの上と下で大きなミスをして58秒36でメダル圏から遠ざかった。2本目で大きなミスをしない限り、ユン・ソンビンの優勝は確定的だった。2本目で完璧に滑り切り57秒13の好成績を出したドゥクルスは、ユン・ソンビンが滑るまでは、この日の最高記録をマークし1本目の不振を巻き返すのかと見られた。だが2本目の最後(1本目の成績の逆順)に滑ったユン・ソンビンは、1本目より0.2秒も短縮して57秒04でゴールインし、ドゥクルスの最後の自尊心まで潰した。

ユン・ソンビンは今回の優勝で225点を追加し、合計1320点でシーズンランキング1位を守った。2位のマルティンス・ドゥクルス(1230点)とは90点差で3位のトマス・ドゥクルス(1104)とは216点差だ。だが、ユン・ソンビンは圧倒的な成績にも関わらず、2017~2018シーズンのランキング1位を放棄せざるを得ない。今季最終戦となるW杯第8戦ケーニヒスゼー大会への出場を放棄し、平昌トラックでの練習を選んだのだ。ユン・ソンビンが帰国前にスイスのサンモリッツで開催されたW杯第7戦で優勝(+225点)しても、2位のマルティンス・ドゥクルスは残り2大会で315点以上を獲得すればユン・ソンビンを合計点数で上回る。2大会の全てで8位(+160点)になっても可能なことで、ユン・ソンビンが1位を守ることは事実上不可能だ。ユン・ソンビンは現在、世界ランキング3位トマス・ドゥクルスの成績によって2位もしくは3位でシーズンを終えることになる。昨季(世界ランキング2位)に続いて、これまで一度も獲得したことのない世界1位のクスタルグローブは1年後に見送らざるを得ない。

ユン・ソンビンが世界ランキング1位のタイトルを放棄してまで平昌に帰ってきた理由はただ一つ。平昌五輪の金メダルだ。ユン・ソンビンは平昌をはじめて2002年の北京五輪まで後チン2連覇を夢見ている。



任寶美 bom@donga.com