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シフリンも都心でのスキーを満喫、オスロ・シティイベントで初代王者に

シフリンも都心でのスキーを満喫、オスロ・シティイベントで初代王者に

Posted January. 03, 2018 08:40,   

Updated January. 03, 2018 09:14

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ノルウェーの首都オスロで2日に開催されたシティイベント・国際スキー連盟(FIS)アルペンスキーのワールドカップ(W杯)で米国のミカエラ・シフリン(23=写真)が初代王者になった。

今回のシティイベントは1952年五輪のときに建設されたオスロ・ホルメンコレン・ジャンプ競技場の向かい側に臨時のパラレル回転競技場を設けて行われた。お陰で7300人あまりのファンは、遠くまで足を運ばずに世界最高の男女回転選手たちが0.01秒を争うトーナメント回転対決を観戦することができた。今大会は2017年1月1日を基準に、男女回転種目の世界ランキング上位12位までの選手とアルペンスキーの総合ランキング上位4位の選手の上位ランキング16人だけが招かれた。

都心の真ん中でW杯通算37勝を挙げたシフリンも都会の雰囲気を満喫した。シフリンは、「本当に驚くべき経験だった。練習のときも試合のときも観客が本当に温かく迎えてくれた。ただ、次回大会は霧がないことを望む。今日は霧が深かったため、競技場ではファンの姿は見えなかった」と笑顔を話した。

雪が積もった山間部ではなく、都心部で開催されるため、地理的にアクセスが困難なスキー種目への関心を高める良き手段となっている。選手たちの華やかな宙返りなど見どころ満載のビッグエアーはシティイベント常連の種目だ。

ミカエル・キングズベリー(モーグルスキー)、マーク・マクモリス(スノーボードのスロープスタイル、ビッグエアー)ら世界的なフリースタイルスキーやスノーボード選手を輩出したカナダのケベックが都心部でスキー競技を開催する代表的な都市だ。ケベックは毎年、ビッグエアーはじめ多様な大会を都心のど真ん中で開催している。より多くの人の前で技を披露したいとする選手たちにも、スキー種目のマニアたちにも断然人気だ。

ソウル市も、こうしたシティイベントの潮流に参加しようとしている。ソウル市スキー協会は5日と6日に、トゥクソム漢江(ハンガン)公園に1.3キロメートルコースの特設クロスカントリースキー競技場を設置し、第2回ソウル杯クロスカントリースキー大会を開催する。昨年はキム・マグナスが優勝した大会だ。今大会には前回より40人が増えた10ヵ国120人が参加する。



任寶美 bom@donga.com