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「クロイ・キム」 平昌五輪ハーフパイプの最有力「金」候補

「クロイ・キム」 平昌五輪ハーフパイプの最有力「金」候補

Posted December. 02, 2017 11:01,   

Updated December. 02, 2017 11:03

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「クロイ・キム」 平昌五輪ハーフパイプの最有力「金」候補

国際オリンピック委員会(IOC)が1日、公式ホームページに「もう一つのホームである平昌(ピョンチャン)五輪を待っているスター」として、米国の韓国系スター選手のクロイ・キム(17・写真)を紹介した。クロイは14歳で、最年少の米国代表に選出され世界を驚かせたが、五輪出場の年齢制限(16歳)で2014年のソチ大会には出場できなかった。

「クロイ・キム」 平昌五輪ハーフパイプの最有力「金」候補

4年を待っての初五輪出場ということもあるが、両親の生まれた国で開かれる平昌五輪は、クロイにとってはさらに格別なものがある。クロイはカリフォルニアで生まれ育った韓国系2世だ。おばたちが住んでいる韓国はクロイにとっては「第二の故郷」だ。

父のキム・ジョンジンさんは1982年に26歳で800ドルを手に持って米国に移民した。2000年に生まれたクロイを、4才のとき初めてスノーボードを乗せたという。単なる趣味でやらせたことだが、クロイが6才のとき、全米スノーボード連合会(USASA)大会で銅メダルを獲得すると、キムさんは会社を辞めて娘と一緒にスイスに2年間の留学に出た。午前4時にジュネーバーを出発し、列車を2度乗り換えてフランスのアヴォリアーズ山で練習をしては、家に帰ってくると夜11時が過ぎていた。米国に戻ってからはキムさんは毎日練習地まで往復6時間を運転した。クロイは、今も「父の献身が今日の私を作った」と話している。

10歳のときから細かい技術のトレーニングまで体系的に学び始めたクロイは、「天才スノーボーダー」と呼ばれるほど、急成長を見せ、14歳のとき初出場したハーフパイプW杯で優勝を果たし、世界に自身の名を知らせた。2016年のグランプリでは女子では初めて「バックドゥバック1080(連続3回転ジャンプ)」を成功させ100点満点を得て「クロイシンドローム」を巻き起こした。スノーボード史上、国際大会で満点が出たのは男子ハーフパイプの伝説、ショーン・ホワイト(米国)が2012年のXゲームで記録して以来初めてだった。

まだ高校生のクロイだが、女子ハーフパイプの女王に君臨している。すでにXゲームで3年連続の金メダルと、2年連続の全米オープン優勝、米国発のユース五輪金メダル、国際スキー連盟(FIS)W杯ランキング1位という偉業を残している。



任寶美 bom@donga.com