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10ヶ月ぶりの復帰…蘇ったウッズ

Posted December. 02, 2017 10:27,   

Updated December. 02, 2017 10:41

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「かなり良かったと思う」

10ヶ月ぶりの復帰戦を行った「ゴルフ皇帝」タイガー・ウッズ(42・米国)の顔には余裕があふれた。腰の負傷から回復したウッズは1日、バハマ・ナッソーのアルバニーゴルフクラブ(パー72)で行われたヒーローワールドチャレンジの第1ラウンドで、3アンダー69打を打って、首位のトミー・フリートウッド(6アンダー・イングランド)に3打差の8位タイについた。ウッズは昨年、この大会の第1ラウンドで1オーバーを打った。

ウッズは今年2月、ヨーロピアンツアードバイ・デザート・クラシックの第2ラウンドを控えて、慢性的腰痛のために棄権した後、4月に手術台に上がった。301日ぶりの復帰ラウンドで、ウッズは再起に向けた成功的第一歩を踏み出した。

まず、ドライバーショットの飛距離が軌道に乗った。米ゴルフチャンネルは、「ウッズが1番ホールのティーショットを、同伴プレイヤーであるジャスティン・トーマスより30ヤードほどさらに飛ばした」と伝えた。2016~2017シーズンの米プロゴルフ(PGA)ツアー賞金王とフェデックスカッププレーオフ首位などを手にしたトーマスは、大きくない身長(178センチ)にもかかわらず、特有の「つま先立ち」ショットで長打を打つ選手だ。昨シーズンのドライバーショットの平均飛距離は309.7ヤードで、ツアー8位だった。今回の大会は、PGAツアーの正規大会ではないので、正確な飛距離は測定しなかったものの、ウッズが健康を回復したという事実を証明するには十分だった。

ウッズは昨年、この大会では、16番ホールと18番ホールでそれぞれダブルボギーを叩き、終盤の体力低下を現したが、この日は最後まで自分の体調を維持した。パー5ホールである9番ホールと15番ホールで、2度のボギーを叩いたのは残念だが、全体的には、アイアンショットとパットもなかなか良かった。

ウッズの復帰に、「ゴルフマニア」である他の種目のスター選手たちも大喜びしている。現役最高のバスケットボールスターであるステフィン・カリー(ゴールデンステート)は、自分のツイッターに、「ついに長い待ちが終わった」という文を掲載した。「水泳皇帝」マイケル・フェルプスも同様にウッズの復帰を歓迎した。



李憲宰 uni@donga.com