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女子アルペンスキーのスター、シフリンがW杯で今季初優勝 w杯女子回転

女子アルペンスキーのスター、シフリンがW杯で今季初優勝 w杯女子回転

Posted November. 28, 2017 08:48,   

Updated November. 28, 2017 09:51

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平昌(ピョンチャン)での活躍が期待される女子アルペンスキーのスーパースター、ミカエラ・シフリン(22=米国)が27日、ワールドカップ(W杯)で今季初優勝を飾った。

シフリンは同日、米国バーモント州のキリントンで行われた国際スキー連盟(FIS)アルペンスキーのW杯女子回転で2回合計で1分40秒91を記録し優勝した。昨年に続いて同大会2連覇で、W杯通算32度目の優勝(滑降優勝26度を含む)。祖国米国で頂上に立ったのは今回で6度目。

これでシフリンはシーズンポイントを305点とし、世界ランキング1位の座に上り詰めた。今大会以前の今季W杯で回転に1度出場して2位、大回転に2度出て2位と5位をした。とくに、先の2度のW杯回転でいずれも優勝した同年の宿敵ペトラ・ブルホバ(スロバキア)を制して獲得した金メダルだけに喜びも一入だった。同日1秒64差でシフリンに押されて2位に止まったブルホバはシーズンポイントが221点で世界ランキング2位をマークした。

シフリンはリンゼイ・ボン(33=米)とともに平昌五輪アルペンスキーを盛り上げる代表的なスターとして期待を集めている。シフリンは回転技術を競う技術系種目(回転、大回転)の最強者と呼ばれ、スピードを競う高速系(滑降、スーパー大回転)のボンとともにアルペンスキーの女帝の座を巡って宿命のメダル争いを繰り広げると見られる。ボンは今回のW杯には参加しなかった。

2014年のソチ大会女子回転種目で最年少(16)優勝記録を打ち立てたシフリンは、実力とともに優れた容姿で会場に大勢のファンを集めるスキー界のアイコンの一人だ。前回五輪で優勝したとき、「平昌は5冠達成が目標」と表明しているシフリンは今大会優勝で平昌五輪での活躍に期待を高めた。

この日、カンダのレイクルイーズで行われた男子スーパー大回転ではチェーティル・ヤンスルード(ノルウェー)が優勝した。ヤンスルードは、昨年2月に江原道旌善(カンウォンド・チョンソン)で開催された平昌五輪に向けて最初のテストイベント大会で男子滑降部門で優勝している。



金在亨 monami@donga.com