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ロシア・アイスホッケーリーグが平昌五輪不参加か、カナダなどが阻止へ

ロシア・アイスホッケーリーグが平昌五輪不参加か、カナダなどが阻止へ

Posted November. 24, 2017 10:30,   

Updated November. 24, 2017 10:32

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世界で2番目に大きいロシア・アイスホッケーリーグ(KHL)が平昌(ピョンチャン)五輪に不参加する動きを見せると、カナダと欧州のアイスホッケー強豪国が、こうした動きを阻止するために連携している。

23日、CBC放送とジャーナル・モトリオールなどカナダのメディアによると、カナダはじめスウェーデン、フィンランド、チェコのアイスホッケー協会は共同名義で「KHL所属選手の平昌五輪参加を認めてほしい」という内容の書簡をKHL宛に送った。

カナダ(世界ランキング1位)とスウェーデン(3位)、フィンランド(4位)、チェコ(6位)はいずれもアイスホッケーが最高の人気を博する国で、平昌五輪でも有力なメダル候補に挙げられる。

とくにアイスホッケーの盟主カンダは北米アイスホッケーリーグ(NHL)の平昌五輪不参加を宣言し、大きなダメージを受けた。KHLまで不参加する場合、NHLやKHL所属の選手が大挙して不参加することになり、十分な戦力を備えるのが困難になる。現在カナダ代表チームは25人のエントリーのうち16人がKHL所属選手だ。

ロシアのドーピング問題が拡大されるほどKHLが平昌五輪に不参加する可能性は高まる。2014年のソチ五輪組織委員長を務めたドミトリー・チェルニシェンコKHL会長は今月初め、国際オリンピック委員会(IOC)のロシアに対するドーピング調査に不満を示し、「NHLが五輪不参加を宣言したが、KHLも同じ方式で行動する準備が‘できている」と警告した。

IOCは来月5日、スイス・ローザンヌで理事会を開き、ロシアの平昌五輪参加の可否を判断する予定だ。IOCの決定によってKHLの判断も変わると見られる。



李憲宰 uni@donga.com