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ショートトラック代表の「両輪」沈錫希とチェ・ミンジョン、仲間たちの評価は?

ショートトラック代表の「両輪」沈錫希とチェ・ミンジョン、仲間たちの評価は?

Posted November. 16, 2017 09:04,   

Updated November. 16, 2017 09:10

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「体力クィーン」チェ・ミンジョンと「優等生」沈錫希(シム・ソクヒ)。

平昌(ピョンチャン)冬季五輪を控えて苦楽を共にしているショートトラックの「両輪」、沈錫希(20)とチェ・ミンジョン(19)に対する評価だ。

国際スケート連盟(ISU)ワールドカップ第4戦の開幕(16日)を控えた15日、ソウル市木洞(モットン)室内アイスリンクで行われたメディアデーで、代表チームは「他選手が見た自分」をテーマにしたアンケート調査結果を紹介した。体力、真面目さ、ファッションセンス、食欲、愛想の良さ、演芸才能(歌やダンス)の6項目にわたって、それぞれの選手に対して感じたことを答えてもらった。12人(男女6人ずつ)の代表選手が自身を除いて10点満点を基準に採点した。今回のアンケートは競技場を訪れる観客に代表チームを紹介するために、初めて企画された。

先月初めのW杯第1戦で全冠(4冠)を果たしたチェ・ミンジョンは体力部門で8.7点を得点し、男子選手を除いて全12人のうち最高点をもらった。身長は162センチしかないが、爆発的なスピードを持っている評価される。代表チーム史上初の女子500メートル金メダル候補に挙げられるほどだ。冷静で勝負強さから「氷姫」に異名をつけられたチェ・ミンジョンは、しかし演芸才能の項目は最も低い2.2点だった。チェ・ミンジョンは、「そもそもそういう才能がないので、認めざるを得ませんね」と笑顔でうなずいた上で、「でも評価項目のうち、体力だけは良いと見てくれたようで高く評価してもらえた」と話した。

真面目さでは主将の沈錫希が8.4点で最も高い評価を受けた。落ち着いた正確の沈錫希は、日ごろ黙々と自身の練習に励み、他の選手に刺激を与えるスタイルだ。レースを読む能力に優れている沈錫希は、団体種目の3000メートルリレーで節目節目にレースの流れを調整する野戦司令官の役目も任されている。

一方、演芸才能項目では最年少のイ・ユビン(16)が8.1点、ファッションセンスは男子最年長のクァク・ユンギ(27)と女子最年長のキム・アラン(22)がそれぞれ8.3点で最も高い点数をもらった。先週上海で開催されたW杯第3戦で左手で右肩を叩く仕草をしたクァク・ユンギは、「五輪のパフォーマンスを作ってみようかと考えています」と言って笑った。

ホームで開催されるW杯第4戦を控えて、代表選手たちは「大勢のホームファンのためにも最善を尽くして良い成績を出したい」と意気込んだ。平昌五輪開幕前の最後の国際大会となる今大会は、五輪に向けた最終リハーサルとなる見通した。女子代表コーチのチョ・ジェボム氏は、「昨季に比べてテクニック的には大きく発展した。(他国の集中的なけん制を勝ち抜くためには)体力面で圧倒的に優位に立つほかない。五輪までに全種目でベストを尽くしたい」と話した。



姜泓求 windup@donga.com