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ロシア4選手をドーピング違反で懲戒処分、平昌にとばっちりか

ロシア4選手をドーピング違反で懲戒処分、平昌にとばっちりか

Posted November. 11, 2017 09:44,   

Updated November. 11, 2017 10:08

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2014年のロシア冬季五輪に出場したロシアのスキー代表選手たちがドーピング検査で大量に陽性反応が見せ、五輪出場禁止やメダル剥奪などの懲戒処分を受けた。

国際オリンピック委員会(IOC)は10日、「ロシアのクロスカントリー選手4人を、ドーピング陽性反応で失格処分とし、今後の五輪出場を禁じる」と発表した。今月初め、ソチ五輪に出場したロシアのクロスカントリー選手2人を懲戒処分にしたことに次ぐ2度目の措置だ。

懲戒処分を受けた4人は、マキシム・ビレグジャニン、アレクセイ・ペチュコフ、ユリヤ・イワノバ、エブゲニヤ・シャポワロワ。ビレグジャニンはソチ五輪のクロスカントリー男子50メートルで獲得した銀メダルを剥奪された。これに先立ち、同種目で銀メダルを獲得したアレクサンドロ・レグコフがメダルを剥奪されている。

ロシアはソチ五輪で金メダル13個を獲得し総合1位をした。今後ロシア選手に対する追加の懲戒処分が出る場合、当時金メダル11個で総合2位だったノルウェーとメダル順位が入れ替わる可能性もある。

今回の懲戒処分を受けて、ロシアの平昌(ピョンチャン)五輪出場禁止を求める声が高まっている。IOCは来月5日に開催される理事会でこの問題を取り上げる予定だ。プーチン・ロシア大統領は、「米国が来年のロシア大統領選挙に影響を与えようとIOCを操縦してでっち上げた事件だ」と強く反発した。ロシアスキー協会も国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議を申し入れると見られる。

一方、ソチ五輪の女子フィギュアスケートで釈然としない判定で「フィギュア女王」金姸児(キム・ヨナ)を抜いて金メダルを獲得したアデリナ・ソトニコワはドーピング違反の疑惑が晴れた。海外メディアによると、IOCはソトニコワに対するドーピング疑惑を棄却した。



兪載泳 elegant@donga.com