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過去最強のコーチ陣が申台龍監督の経験不足を支える、スペイン人コーチを招へい

過去最強のコーチ陣が申台龍監督の経験不足を支える、スペイン人コーチを招へい

Posted November. 04, 2017 11:13,   

Updated November. 04, 2017 11:55

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華麗な経歴を持つ二人のスペイン人コーチが危機に瀕している韓国サッカーを救ってくれるだろうか。

スペイン代表とスペインリーグの名門レアル・マドリードでコーチとして務めたトニ・グランデ氏(70)とハビエル・ミミャノ・フィジカルコーチ(50)が申台龍(シン・テヨン)監督(47)率いる韓国代表チームのコーチ陣に合流する。契約期間は来年のロシア・ワールドカップ(W)までだ。

ウリ・シュティーリケ氏が途中辞任し、今年7月に申監督が代表チームを引き受けた時から、経験豊富なコーチが必要だと指摘する声が多かった。申監督はリオデジャネイロ五輪代表からコーチとして一緒に活躍したチョン・ギョンジュン氏を首席コーチに任命し、2002年韓日W杯の主役、金南一(キム・ナムイル)氏とチャ・ドゥリ氏をコーチとして招へいしたが、重みに欠けるという評価が多かった。チョン首席コーチは、申監督同様W杯代表を指導した経験がない。

大韓サッカー協会の関係者は、「9大会連続でW杯本大会進出を決めたときから、金鎬坤(キム・ホゴン)前技術委員長と申監督が外国人コーチを積極的に探してきたし、最近契約に漕ぎ着けた。ただ、

グランテ氏も『首席コーチ』のタイトルはつけないことにした。チョン首席コーチも、これからは、ただのコーチとして申監督を手伝うことになる」と話した。

1967年からレアル・マドリードなどでMFとして活躍したグランテ氏は、R・マドリードのユースチーム指導者を経て、1997~2003年、2006~2007年に2度に渡ってR・マドリード1軍の首席コーチを務めた。この期間、世界的な名将ファビオ・カペッロ、フース・ヒディンク、ジョン・トシャック、ビセンテ・デル・ボスケ監督を補佐し、欧州チャンピオンズリーグ(CL)優勝を3度(1998、2000、2002)も経験した。2008年から昨年まではデル・ボスケ監督率いるスペイン代表の首席コーチを務め、2010年の南アフリカW杯優勝と2012ユーロ優勝に貢献した。スペインリーグ、欧州CL、ユーロ、W杯で全て優勝を経験した珍しい経験の持ち主だ。サッカー協会の関係者は、「経歴だけで言うと、韓国はもちろんのことアジアで活躍したコーチの中では断然最高だ」と話した。

1989年にスペインリーグのアトレティコ・マドリードのフィジカルコーチで経歴を積み始めたミニャノ氏は、グランテ氏と一緒にR・マドリードとスペイン代表で活躍した。グランテ氏が2004年にR・マドリードからトルコリーグに移すときは一緒になるほど深い信頼関係を保っている。



李承鍵 why@donga.com