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「このままでは終われない」 ドジャースが逆転勝ちでWSを3

「このままでは終われない」 ドジャースが逆転勝ちでWSを3

Posted November. 02, 2017 09:54,   

Updated November. 02, 2017 11:04

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ヤシエル・プイグ(ロサンゼルス・ドジャース)の予言が当たった。ワールドシリーズ(WS)第5戦で敗れた後、「シリーズは第7戦まで行くだろう」と言い切ったが、プイグの言葉通り、WS第7戦がドジャーススタジアムで行われることになった。2勝3敗と王手をかけられたドジャースが1日、ホームで行われたWS第6戦でヒューストン・アストロズに3-1の逆転勝利を挙げた。統計上では、ドジャースの方が少し有利だ。これまでホームアドバンテージのあるチームが第6戦を勝ってWS第7戦を行ったのは計16回で、そのうち14度もホームチームが優勝を飾った。


ヒューストンのエース、ジャスティン・バーランダーがマウンドを守る中、先制ソロ本塁打を与えて0-1で先行されるまで、ドジャースには希望が消えたかのように見えた。5回までバーアンダーは1安打だけを許し、8奪三振を記録してドジャース打線を圧倒。投球数も69球に過ぎなかった。


しかし6回から流れが変わった。安打と死球で、この日初めて得点チャンスを迎えたドジャースは、すぐ二塁打と犠牲フライで2-1の逆転に成功した。バーランダーが降りると本塁打も出た。ジョク・ピダーソンは7回にリリーフで登板したジョー・マスグローブからソロ本塁打を奪い、点差を3-1に広げた。ピダーソンの今シリーズ3本目の本塁打だ。


ドジャースは先発、リッチ・ヒルが5回途中1失点で降板したが、完璧に復活したリリーフ陣が4回3分の1を無失点で抑え、勝利を守った。とくに第2戦と第5戦でローンセーブを記録した抑え投手ケンリー・ジャンセンはアウトを6つ取ってセーブを記録し、デーブ・ロバーツ監督の信頼に応えた。半面、ヒューストンは中心打線が沈黙し、追加点を奪えなかった。ホセ・アルトューベとカルロス・コレアが合わせて8打数無安打だった。


ヒューストンが球団初のWS制覇を成し遂げるのか、ドジャースが29年ぶりの世界一に復帰するのか。最終決戦は2日に行われる。第7戦では先発ローテ3番手だったドジャースのダルビッシュ有とヒューストンのランス・マカラーズが再び激突する。先の対決ではダルビッシュが1回3分の2を4失点する最悪の投球で負けた。





イム・ボミ記者 bom@donga.com