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ショートトラック代表のチェ・ミンジョン、W杯2戦でも快進撃

ショートトラック代表のチェ・ミンジョン、W杯2戦でも快進撃

Posted October. 09, 2017 11:27,   

Updated October. 09, 2017 12:01

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快調のスタートだ。

韓国女子ショートトラック代表のチェ・ミンジョン(19=城南市庁、写真)が平昌(ピョンチャン)冬季五輪金メダルを目指して快進撃を続けている。1日に終わった2017~2018国際スケート連盟(ISU)ワールドカップ(W杯)第1戦(ハンガリー)で全4種目を席巻したチェ・ミンジョンは7日、オランダのドルドレヒトで行われたW杯第2戦女子1500メートルでも金メダルを獲得し、好調ぶりを改めて示した。序盤の勢いだけで言うと昨季を上回っている。チェ・ミンジョンは昨季のW杯第1戦と2戦で、それぞれ個人種目の一つと3000メートルリレーで金メダルを獲得した。

2014~2015シーズンに続き2015~2016シーズンにも連続で世界選手権個人総合優勝を果たしたチェ・ミンジョンは、沈錫希(シム・ソッキ=20)とともに平昌五輪代表の金メダルをけん引する両輪だ。「氷姫」の異名を得ているほどレース中に感情が顔に出ない冷静な滑りがチェ・ミンジョンのトレードマークだ。今年、大学(延世大)に入学しており周囲の誘惑に動揺してもおかしくない時期だが、自ら「最も重要なシーズンなので(他の誘惑は)気にならない」と話した。

安定したレース運営が沈錫希の強みなら、チェ・ミンジョンは瞬間的なスパートに優れているとの評価を受けている。チェ・ミンジョンが韓国女子代表の念願である500メートル金メダルにも挑戦する理由だ。2015年にW杯500メートルで韓国女子代表に12年ぶりとなる金メダルをもたらし、自信を得た。身体能力の優れた外国選手たちに比べて不足するスタートは今後の課題だ。

外国選手たちの集中的なけん制を回避する方法も五輪までにクリアしなければならない課題だ。チェ・ミンジョンは7日の女子500メートル準決勝で他の選手と位置を争う中で失格処分を受けた。慣れている環境ではあるが、金メダル獲得のためには必ず解決しなければならない。