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ハンファのニヤヌエバが告別会見「MLBを追随しないでKBOならではの道を」

ハンファのニヤヌエバが告別会見「MLBを追随しないでKBOならではの道を」

Posted September. 30, 2017 09:33,   

Updated September. 30, 2017 09:50

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ハンファのニヤヌエバが告別会見「MLBを追随しないでKBOならではの道を」
マウンドを降りながら主審に向かって頭を下げた。帽子を脱いで手を振りながら一塁スタンドのホーム観客に向かって挨拶をした。ファンの歓呼を忘れまいと言うが如く、右手で自身の左胸を2、3回叩いた。ベンチにで迎える同僚やコーチ陣とも一人ひとり挨拶を交わした。

ハンファの外国人投手、カルロス・ビヤヌエバ(34=写真)が28日、本拠大田(テジョン)で告別試合を行った。今シーズンのハンファとビヤヌエバの同行は、決して成功とは言い切れない。メジャーリーグで11シーズン間(2006~2016年)活躍したビヤヌエバは、国内の外国人選手の中では歴代最高水準のネームバリューで注目を集めた。しかし、成績は期待に及ばなかった。20試合に登板し、5勝7敗、防御率4.18を記録した。ハンファも10年連続のポストシーズン進出失敗という不名誉を断ち切ることができなかった。

それでもビヤヌエバの野球と向き合う姿勢や野球場の中と外での態度は、「さすが大リーグ出身」と言われるほど好評だった。先発登板した28日にも、試合開始前に珍しくインタビューに応じた。出産を控えている妻のために29日にドミニカ共和国に帰る前に国内ファンに最後の挨拶の言葉を伝えるためだった。

KBOリーグで活躍した1年間は、彼にとっても特別な経験だった。「米国も韓国も野球はみな同じだ。来なかったことを後悔するなら、挑戦してみるべきだと考えた」と言い、韓国行きを決心したときのことを振り返ったビヤヌエバは、「韓国で多くの思い出と経験をもらって帰る。物凄く幸せだった(Super Happy)」と語った。「1年間、何度も負傷し、ベンチクリアリングに本気で関わったのも初めてだった。色々な意味で特別な1年だった」とも話した。

メジャーリーグで選手会役員も務めたビヤヌエバは野球への尊重を強調した。韓国での活躍について悩んでいる同僚がいたらどうアドバイスしたいかという質問には、「韓国進出を決心したのなら最後まで球団との契約を尊重し、シーズンが終わるまで自分の位置を守るべきだと話したい」と答えた。

引退を控えている李承燁(イ・スンヨプ)に対する評価も、同じ延長線上にあった。ビヤヌエバは、「野球そのものを尊重するという面で、李承燁は十分レジェンドの待遇を受けるに値する。短い出会いだったが、なぜ全ての選手が李承燁をロールモデルにしているのかが分かった」と話した。ビヤヌエバは今年6月、李承燁のユニホームを購入して直接サインをもらったことがある。

ビヤヌエバは帰り道に球団にお土産を渡した。球団運営システムに関する自身の見解を片手間に書きとめた記録を渡した。ビヤヌエバは、「メディカルやトレーニングなどシステム全般に関する見解を書いた。メジャーリーグを追随するよりは、KBOリーグならではの強みを生かすことも重要だと考えている」と話した。記録の公開を求められると、「今は良くない。変化には時間がかかる。いつか球団が結果として示すだろう」と言って笑みを浮かべた。今後の去就については、「まだ自分の口で(引退を)語ったことはない。精神的に1シーズンを堪えられるのか、家族と相談して決めたい」と話した。

ビヤヌエバは大リーグを夢見る国内の有望株たちに「挑戦を恐れてはならない」とアドバイスした。自ら地球の反対側で1シーズンを過ごしながら、自分自身に絶えず言い聞かせた言葉だった。



姜泓求 windup@donga.com