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柳賢振のPS先発、30日のコロラド戦にかかっている

柳賢振のPS先発、30日のコロラド戦にかかっている

Posted September. 29, 2017 08:37,   

Updated September. 29, 2017 08:57

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「できる限り勝てる方法を模索している。まだ決定を下す準備ができていない」

ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督の言葉は、いつもこういう調子だ。ナショナルリーグ西地区の優勝を決め、ポストシーズン(PS)に備えている状況だが、悩みはまだ続いている。柳賢振(リュ・ヒョンジン=写真)のPS登板は、ロバーツ監督の最終決定次第だ。

今のところは柳賢振がPSで4番手で起用される可能性が高い。シーズン中、チームの先発投手として活躍したアレックス・ウッドが未だPS先発に起用するというお墨付きがもらえていないからだ。ウッドは、27日のサンディエゴ・パドレス戦に先発登板して6回2失点と好投し、シーズン16勝目を挙げた。だが、ロバーツ監督は、まだ柳賢振とウッドを天秤にかけている。

メジャーリーグの公式ホームページやデイリーニュースなど地元メディアは、ウッドがブルペン入りになる場合、4番手は柳賢振になるだろうとの見方を伝えている。3番手までは、クレイトン・カーショー、ダルビッシュ有、リッチ・ヒルが決まっている。

柳賢振が先発に起用される可能性が高い理由は、リーグ後半戦で好投してきたからだ。打線の援護が薄かったため、勝利数は5勝に過ぎないが多くの試合で安定した投球を見せた。柳賢振がリリーフとして使うには制約があることも理由の一つだ。この2年間、肩と肘の手術を受けた柳賢振は、登板日程が不規則なリリーフで投げる場合、負傷が再発する恐れがある。これに対してウッドは、この数年間リリーフで活躍した経験が多い。

柳賢振をPS先発で起用するかどうかは、レギュラーシーズン最後の先発登板となる30日のコロラド・ロッキーズ戦で決まりそろだ。コロラドはディビジョンシリーズでドジャースと対戦する可能性が高いチームだ。柳賢振が4番手で起用される場合、コロラドの本拠クアーズ・フィールドで投げることになる。柳賢振は今年、クアーズ・フィールドで登板した2試合で、いずれも敗戦投手になった。防御率は7.27だった。30日の試合は、これまでの敗戦への雪辱とともに、PS4番手の座を勝ち取るチャンスだ。



李憲宰 uni@donga.com