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柳賢振、左腕に打球に直撃し降板

Posted September. 25, 2017 09:40,   

Updated September. 25, 2017 09:43

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ロサンゼルス・ドジャースがポストシーズン先発オーディションに当たる舞台で思わぬ負傷をし、早期降板された。ポストシーズンで4人の先発ローテーションに入るためにはこの日の、デーブ・ロバーツ監督に確実なお墨付きが必要だった柳賢振(リュ・ヒョンジン)にとっては最悪の出来事だ。

柳賢振は24日、ロサンゼルスのドジャース・スタジアムで行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で2回3分の1を投げ1失点した。3回表に相手の先頭打者ジョー・パニックが打った時速151キロの打球を柳賢振の左腕に受けたのだ。ボールに当たった柳賢振は辛うじて落ちたボールを拾って一塁に送球しアウトを取った。だが、その後苦しい表情をしながらマウンドを降りた。検査の結果、骨折ではなく、打撲傷との診断が出た。

試合は、柳賢振にとってはPS先発ローテに合流できるかどうかが決まるテスト舞台だった。前日にドジャースがナショナルリーグ西地区優勝を決めた中で、地元メディアは、「クレイトン・カーショー、バルビッシュ有、アレックス・ウッド、リッチ・ヒル」の4人をPS先発ランナップとして予測していた。こうした状況下で、ロバーツ監督は最近のレギュラシーズンで柳賢振と先発5番手をめぐって争っていた日本人投手前田健太のブルペン行きが確定した。半面、この日の試合を除けば、リーグ後半戦9試合で2勝1敗、防御率2.36を記録している柳賢振に対しては「代替先発」の可能性もほのめかしていた。

試合直後、ロバーツ監督は、「(柳賢振が)骨には異常がないと言うので希望的だ」としながらも、「明日負傷部位の状態を確かめなければならない」と言って慎重な態度を崩さなかった。

メジャーリーグ解説者のソン・ジェウ氏は、「この日の負傷で不利になったのは間違いない。だが大きな負傷でないことを前提に、カーショーを除いてはドジャースの先発投手陣が不安定な競技力を見せているため、まだ柳賢振が先発ローテに合流できる道は残っている」と言い、「今月末のコロラド・ロッキーズとのリーグ3連戦で1度でも登板できるチャンスがあれば、PSの代替先発に起用される可能性は十分ある」との見方を示した。



金在亨 monami@donga.com