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ナダルが203センチのアンダーソンを倒して優勝、全米オープン

ナダルが203センチのアンダーソンを倒して優勝、全米オープン

Posted September. 12, 2017 09:22,   

Updated September. 12, 2017 11:14

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世界ランキング1位のラファエル・ナダル(31=スペイン)が全米オープンを優勝で飾り復活した。

ナダルは11日(韓国時間)、米国ニューヨークのビリージーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われた全米オープン決勝でケビン・アンダーソン(31=南アフリカ、世界ランキング32位)を3-0(6-3、6-3、6-4)で軽く制した。

203センチの身長を生かしたアンダーソンのサーブは威力的だった。アンダーソンは10個のサーブエースを奪い、ナダル(1個)を大きくリードした。だがナダルは強靭な体力と老練さが際立った。何度か続いたラリーでアンダーソンは40個のミスをして崩れた。ナダルのミスは11個に過ぎなかった。

これでナダルは2013年以降、4年ぶりに1シーズンに四大大会で2勝を挙げた。ナダルは、今年の全仏オープンでも優勝した。また自身16度目の四大大会優勝を記録し、ロジャー・フェデラー(36=スイス)が保持する四大大会優勝記録(19勝)まで3勝を残した。

実は、昨年までもナダルの全盛期は終わったという見方が多かった。2014年の全仏オープン以来、四大大会の決勝に一度も進出できなかった。負傷に悩まされた上、年齢も30歳を過ぎたからだ。だがナダルは今シーズンに2度の四大大会を含めて5大会を制し、復活を証明した。ナダルは全米オープンで優勝した直後、「自分でも信じられない最高の一年だ」と感想を語った。

ただ、今回の全米オープンは運も味方したという見方もある。まず世界ランキング20位以内の選手との対戦が一度もなかった。ノバク・ジョコビッチ(30=セルビア、世界ランキング6位)やアンディ・マリー(30=英国、同3位)ら名だたるトッププレイヤーが負傷で欠場した。


 



キム・サンフン記者 corekim@donga.com