朴仁妃が、最も記憶に残って欠かさず参戦したいと思う大会に挙げたエビアン選手権だが、今年は、寂しい気持ちを後にして欠場することを決めた。負傷の影響で14日にフランスで開幕する今季最後のメジャー戦であるエビアン選手権に参戦しないことにしたのだ。
先月末のカナディアンパシフィック女子オープンの途中、腰に痛みを訴えて棄権し、国内で治療を受けてきた朴仁妃は、最近ボールを打てるほどに容態が好転した。これにエビアン選手権に参戦するかどうかを悩んできたが、長い目で無理しないことにした。
復帰戦は来月5日、中国北京で開幕するLPGAツアーのアリスポーツ・レインウッドになりそうだ。来月からLPGAツアーは中国、韓国、日本などで大会を開催するアジアスイングに突入する。朴仁妃は10月19日、京畿道利川(キョンギド・イチョン)のブラックストーンGCで開催される韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーのメジャー戦「KB金融選手権」にも出場する。通算KLPGAツアー通算18大会に出場し準優勝を6度しただけで、まだ優勝がない朴仁妃が国内無冠ジンクスから抜け出せるのかに関心が集まっている。
一方、7日に米国のゴルフウィークが選定したエビアン選手権で注目すべき選手5人に、ユ・ソヨン、朴城炫(パク・ソンヒョン)、キム・インギョンと昨年大会優勝者の田仁智(チョン・インジ)の4人の韓国勢が名を連ねた。残り1人はレクシー・トンプソン(米国)だ。
金鍾錫 kjs0123@donga.com