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ヒディンク氏が韓国代表監督に? ネット炎上

ヒディンク氏が韓国代表監督に? ネット炎上

Posted September. 07, 2017 09:22,   

Updated September. 07, 2017 09:51

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「ヒディンク監督を招へいしよう」

韓国が辛苦の末に「漁夫の利」でサッカー・ワールドカップに9大会連続出場を決めた中、ネットユーザーたちは2002年の韓日W杯4強神話の立役者、フース・ヒディンク氏(写真)の代表監督復帰説でネットが炎上した。

ウリ・シュティーリケ監督が解任された後の今年6月末、ロシアで開催されたコンフェデレーション杯でヒディンク氏が、「韓国国民が願うのなら国家代表監督を引き受ける用意がある」と話したと伝えられているからだ。「すぐに招へいするべきだ」「専用機で招へいしろ」などとヒディンク氏を再び代表監督に招へいするべきだと主張するファンが多数だ。しかし「違う。韓国サッカーは毒の入った聖杯だ。ヒディンク監督はレジェンドとして残るべきだ」という反対世論も根強い。

こうした反応は、最近韓国サッカーが見せてくれた無気力なプレーげ原因とみられる。シュティーリケ監督に次いで就任した申台龍(シン・テヨン)監督も、これといった「変化」を見せることができなかった。韓国国民に強烈な「4強の思い出」を残したヒディンク氏の監督復帰説が持ち上がると、過去の実績に郷愁を覚えたファンが熱い反応を見せているものと分析される。ヒディンク氏の監督招へいに反対するネットユーザーたちは、一番大きな反対理由に「ヒディンク監督を招へいしても、韓国サッカーは変わらない。いたずらにキャリアを泥を塗る必要などない」ということだ。それだけ、現在の韓国サッカーに大きく失望しているのだ。

ヒディンク氏は、申氏が監督を務めている状況下では監督を引き受けると言い出すことはないだろう。国際的な慣例からも現職監督がいる中で自ら監督を引き受けると言い出すことはないからだ。大韓サッカー協会も6日、「今の状況ではW杯本大会までの9ヵ月間、申監督を中心に代表チームを積極的に支援し、本大会での競争力強化を図るのが基本的な方針だ」との立場を示した。協会は、「申監督が帰国すれば、最終予選2試合で浮かび上がった問題を分析し、改善方向を探る予定だ」と加えた。



梁鍾久 yjongk@donga.com