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トリプルA・サクラメントの黄載鈞、韓国に復帰か

トリプルA・サクラメントの黄載鈞、韓国に復帰か

Posted September. 05, 2017 09:20,   

Updated September. 05, 2017 09:25

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金より夢を求めて米国に渡った黄載鈞(ファ・ジェギュン=30、サンフランシスコ・ジャイアンツ、写真)の挑戦が終わりに向かっている。サンフランシスコ傘下のトリプルAサクラメントでプレーしている黄載鈞は5日のエル・パソ戦を最後にシーズンを終えた。今のところは韓国に帰ってくる可能性が一番高い。本人も複数のチャンネルを通じて帰国したい意向を示している。今後の焦点は、来シーズンのKBOリーグで、どのチームのユニフォームを着るかだ。

自由契約選手(FA)資格を得て渡米した黄載鈞は、依然としてFAの身分だ。元所属チームのロッテを含めてどの球団とも契約が可能だ。米国で成功しなかったが、KBOリーグでは依然として競争力がある。全盛期といえる30歳で、走攻守三拍子揃った三塁手だからだ。今年のメジャーリーグでは18試合に出場し打率.154、1本塁打、5打点と振るわなかったが、トリプルAでは打率.285、10本塁打、55打点をマークした。米国に渡る前の2016年には打率.335、27本塁打、113打点、25盗塁と大活躍した。4年80億ウォン以上の大型契約が可能、との評価を受けている。

新天地としてはロットとktが挙げられる。黄載鈞が加わればロッテはどのチームにも負けない強力な打線を組むことができる。だが、捕手カン・ミンホ、外野手ソン・アソプ、内野手チェ・ジュンソクがシーズン後にFAになるのが影響要素だ。これら3人を全員引き止めるためには膨大な出費を覚悟しなければならない。今年も最下位から抜け出せていないktも、引き続き黄載鈞に関心を示してきた。キム・ジンウクkt監督は今年5月末、マイナーリーグにいた黄載鈞がメジャーに昇格すると、「うちに来てもらえる一抹の期待が消えた」と失望感を示したこともある。

低い得点力に苦しんでいるLGも候補のひとつだ。シーズン中に負傷で放出されたヒメネスも三塁手だった。ある球団の関係者は、「黄載鈞は全てのチームが欲しがる選手だ。しかし費用対効果はチームの状況によって変わってくる。多くの資金を支払うことになるだけに成績へのプレッシャーもある」と話した。



李憲宰 uni@donga.com