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女子リュージュの帰化選手フリッシュさん、「蒸し暑さにも慣れました」

女子リュージュの帰化選手フリッシュさん、「蒸し暑さにも慣れました」

Posted August. 09, 2017 10:06,   

Updated August. 09, 2017 10:29

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女子リュージュの帰化選手フリッシュさん、「蒸し暑さにも慣れました」
「40度は超えていると思いました。(笑)これから生きていかなければならない国なんだけど、どうしましょう」

昨年8月、旅券発給のために初めて韓国を訪れた。蒸し暑さを初めて体験したアイリン・フリッシュさん(25)は少なからず戸惑った。これまで経験したことのない暑さだったからだ。しかし1年を過ごした今年は一段と余裕ができた。フリッシュさんは、「もう慣れました。とくに(合宿地の)平昌(ピョンチャン)は1~2週だけが暑くて、残りは涼しい方です」と言って笑みを浮かべた。

昨年夏に特別帰化したフリッシュさんは、リュージュの韓国代表チームと一緒に平昌で練習しながら韓国で2度目の夏を過ごしている。変わったことは、丹念に勉強をし続けて、韓国が大きく伸びたことだ。リュージュ代表コーチのチュ・セギ氏は、「この頃は練習のとき韓国語だけで話しても理解している。『何時までに集合して』と言って、とくに通訳しなくても来ているんです」と言って笑った。実は、帰化を勧誘される前からKポップスの歌詞が知りたくて韓国語を勉強したくらい、フリッシュさんにとって韓国は全く馴染みのない国ではなかったのだ。

フリッシュさんは2015年、ドイツ代表落ちした後、選手生活を続けることに疑問を抱いて引退したが、韓国代表監督のシュテフェン・ザルトル監督に勧誘されて韓国代表として改めて五輪に挑戦することにした。ドイツ代表の彼氏も、最初は国籍を変えてまでして五輪にでなければならないのかと否定的だったが、今はフリッシュさんの大の応援者の一人だ。

今シーズンの練習が始まってから、7月に短い休暇中に二日間会ったのが全部の両親も、「着いたら電話してね」とクールに娘を韓国に送った。フリッシュさんは、「親は自分が家にいないことに慣れているので大丈夫」と話した。「ジュニア時代から、とくに冬になると欧州や米国など世界各地の大会に参加していたので家にいれなかった」。

フリッシュさんはリュージュ強国のドイツ、その中でもトラックがある町の一つであるアルテンベルクで育ち、11歳のとき専門的なリュージュの教育を受け始めた。「あの時、学校でリュージュ・トレーニングセンターの見学に行った。2人乗り選手が直接スタートトラックの体験させてあげると言ったけど、多くの子供たちは危なそうだとして行かなかったけど、私と何人かの友達が挑戦した。その時、スタート区間でちょっとだけ乗ってみたけど、あまりにも面白かったのでリュージュを乗り始めた」。

みんなは怖がって乗るのを恐れるリュージュに興味を感じるほどフリッシュさんは、子供の時から「危ないこと」が好きだったと言う。「大きな木にも登ったり、山も走って登るわんぱくな子供だったんです。だからリュージュというスポーツは本当によく合っていたのだと思う」。

15歳の時からワールドツアーに参加しているフリッシュさんは、「韓国の選手たちは普通19歳以降に国際大会に参加していますね。韓国人同僚たちの国際経験は4,5度ほどです。ドイツでは実戦経験を中心練習が行われるので、その面で自分が役立てるものがあれば共有したいと思っている」と話した。

フリッシュさんが挙げるリュージュの魅力は、断然スピードだ。「0.001秒で負けることもある。こんなにまで瞬間を争うスポーツはない。勝ちたければ完璧でなければならない」。リュージュ以外のことでも完璧主義者なのでは、という質問に対しては「不幸なことにも、そうではない」と言って笑った。目下勉強三昧中の韓国語にしてもそうだ。「完璧にやり遂げたくて、何事にも時間が長くかかる。だけど学ぶことが好きだ。恐らくハングルも一生学ぶことになりそうだ。でも、最近は完璧でないことにも慣れようと努力しているところだ」。



任寶美 bom@donga.com