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LPGAの韓国勢、今季メジャー戦席巻はなるか

LPGAの韓国勢、今季メジャー戦席巻はなるか

Posted August. 08, 2017 09:26,   

Updated August. 08, 2017 09:58

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キム・インギョン(29)が7日、全英リコー女子オープンを制覇し、韓国勢(韓国系を含む)は先に開催された米女子ツアー(LPGA)の4大メジャータイトルを席巻した。柳簫然(ユ・ソヨン=ANAインスピレーション)、ダニエル・カン(KPMG女子PGA選手権)、朴城炫(パク・ソンヒョン=全米女子オープン)がメジャークィーンの座についた。

1年間ですべてのメジャータイトルを獲得すれば、グランドスラムという光栄なる称号がつく。今季のメジャー戦は、来月14日にフランスで開幕するエビア選手権だけが残っている。韓国勢(韓国系)プレーヤーが、この大会まで制覇すればLPGAツアーの「コリアスラム」が完成される。

近年のエビアン選手権は韓国勢(韓国系)の独壇場となっている。2010年以降、昨年までの7大会でキム・ヒョジュ(2014年)、リディア・コ(2015年)、田仁智(チョン・インジ=2016年)の4人が優勝を飾った。山岳地形のゴルフコースが国内ゴルフ場と似ているからだという見方もある。メジャー戦5大会を席巻する可能性は、そのくらい高い。

今年、韓国勢は大小を問わず各種大会で優勝を総なめしている。キム・インギョンが史上初めて4週連続優勝を飾り、今季22戦で12勝を合作した。残り12戦で3勝を追加すれば、2015年に打ち立てた15勝と並ぶ。新しい偉業の達成も時間の問題だ。韓国系の外国人選手や、母親が韓国人の野村敏京を入れれば韓国勢(韓国系)の優勝総数は14勝に増える。

毎大会上位10位の半数以上を占めるほど韓国勢の技量は全体的に上向き平準化されが。米国留学派の20代後半のキム・インギョンと朴仁妃(パク・インビ)の他に、韓国ツアーを制してLPGAツアーに進出した20代半ばの朴城炫、キム・セヨン、キム・ヒョジュらがムラなく活躍している。イム・ギョンビン解説委員は、「韓国人選手たちが、それぞれが『私もやれる』という自信をもって優勝争いを繰り広げている」とし、「昨年に二人で9勝を挙げたリディア・コとアリヤ・ジュタヌガーンの不調、大型の米国人選手の不在などが影響を与えた」と話した。



金鍾錫 kjs0123@donga.com