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檀国大学が秋季大学連盟戦で32年ぶり優勝、シン・ヨンホ監督の指導力にサッカー界が注目

檀国大学が秋季大学連盟戦で32年ぶり優勝、シン・ヨンホ監督の指導力にサッカー界が注目

Posted August. 04, 2017 10:50,   

Updated August. 04, 2017 11:10

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「うちの青いユニホームを見るだけで、全ての大学チームが怯えてしまうんです」

檀国(タングク)大学サッカー部のシン・ヨンホ監督(53)は自信に満ちていた。2日、江原道(カンウォンド)の太白(テベク)総合競技場で開かれた第48回秋季大学サッカー連盟戦でチームを頂上に導いた後、顔から笑みが消えなかった。1981年に優勝して以来、実に36年ぶりの王座奪還だった。シン監督は、蔚山(ウルサン)大学との決勝で0-0の大接戦が続いた後半14分、1年生のアタッカー、アン・スヒョンを途中出場させ10分後で決勝ゴールを奪う采配策を見せるなど優れた指導力を発揮した。

シン監督は1983年のメキシコFIFAワールドユース選手権(U-20W杯の前身)の4強神話の主役から大学優勝請負人に生まれ変わった。シン監督は、「いつ、どこでも優勝を狙えるチームになった」と力んだ。客観的な成績とチームカラーで、檀国大学は大学最強だというプライドだ。実際、檀国大学は2009年にシン氏が監督に就任してから、継続して優勝を狙えるチームに生まれ変わった。

就任年にU(大学)リーグ・王中王戦で優勝を果たし、2014年と2015年の全国体育大会では忠清南道(チュンチョンナムド)代表として大会2連覇を飾った。2003年の秋季連盟戦で惜しくも準優勝するなど各種全国大会で準優勝を3度した。檀国大学は今年のUリーグ5圏域(京畿道、忠清南道、世宗市)でも勝ち点18(5勝2敗3分け)で全7チームのうち首位を走っている。

大学サッカーの関係者は、「檀国大学はリードされてときも、いつでも逆転できるチームだ」と話した。シン監督が組織力と攻守のバランスに集中し「ワンチーム」に仕上げる一方で、選手個人の能力をレベルアップさせるプログラムを同時に稼働した結果だ。シン監督も、「チームも勝たなければならないが、究極的には選手もプロに送らなければならない。チームの優勝と選手のプロ進出という二兎をも獲るチームにしたい」と話した。



梁鍾久 yjongk@donga.com