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「栄光なるいばらの道」次期検察総長

Posted July. 04, 2017 09:36,   

Updated July. 04, 2017 09:44

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「大韓民国権力序列の首位は崔順実(チェ・スンシル)」。2014年、鄭潤會(チョン・ユンフェ)文書について検察が取り調べを行った時にとある警察幹部が口にした言葉だ。言葉がそうだというだけで、儀典序列の首位は大統領である。その次は国会議長、最高裁判所所長、憲法裁判所所長、首相の順となっている。実際の権力の核心である検察総長の序列は?30位だ。陸軍参謀総長より3ランク高い。同じ閣僚級放送通信委員長のすぐ下。「儀典実務便覧(外交部)」の序列にすぎず、実際のパワーは違う。

◆昨日、検察総長候補推薦委員会(委員長=鄭城鎭元法務長官)が総長候補に蘇秉哲(ソ・ビョンチョル)農協大学碩座敎授と文武一(ムン・ムイル)釜山(プサン)高等検事長、吳世寅(オ・セイン)光州(クァンジュ)高等検事長、趙嬉珍(チョ・ヒジン)議政府(ウィジョンブ)地検長を推薦した。彼ら4人の検察内外での評判は高いか、無難である。ソウル大学法学部と光州一高校を出た蘇秉哲教授は、4人の中では最古参(司法試験25期)で、過去の政権の時も2回検察総長候補群に含まれた。高麗(コリョ)大学法学部と光州一高校出身である文高等検事長は、特別捜査に精通しており、成完鍾(ソン・ワンジョン)リスト事件の特別捜査チーム長を務めたことがある。ソウル大学法学部と江陵(カンルン)高校出身である呉高等検事長は、公安勤務が長いという理由で議論があったが、最高検察庁での勤務だけでも9回をこなしたほど、自己管理が上手だった。高麗大学法学部と誠信(ソンシン)女子高を出た趙嬉珍地検長は、「女性検事1号の記録」を更新した。

◆文在寅(ムン・ジェイン)政府の初組閣では、湖南(ホナム)出身が躍進した。光州一高校出身は、李洛淵(イ・ナクヨン)首相と金相坤(キム・サンゴン)社会副首相兼教育部長官候補、金瑛錄(キム・ヨンロク)農林畜産食品部長官候補の3人だ。法務部長官候補である延世(ヨンセ)大学ロースクールの朴相基(パク・サンギ)教授は、延世大学法学部と培材(ぺジェ)高校出身だが、全南務安(チョンナム・ムアン)が故郷だ。長官と検察総長を同じ地域出身で任命した場合も、もちろんある。文大統領は今週中に一人を指名する。地域構図を考慮するのか、能力を中心に抜擢するのか気になる。

◆パワーの強かった歴代総長は、盧泰愚(ノ・テウ)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府時代の鄭銶永(チョン・グヨン)・鄭相明(チョン・サンミョン)弁護士が挙げられる。鄭銶永は大統領民情首席秘書官を務め、鄭相明は大統領と司法試験同期(17期)で親交が厚かった。次期総長は、検察改革の風に真っ向からさらされることになる。任期中に高位公職者不正捜査処の導入と捜査権の調整が行われれば、検察権は大きく弱体化される。「栄光のいばらの道」といえるわけだ。