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ワラバル

Posted June. 08, 2017 08:28,   

Updated June. 08, 2017 08:29

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成功したワーキングママをインタビューする時、記者が漏らさず口にする質問が一つある。「どうやって仕事と家庭を両立させることができましたか?」。育児を並行しながら、仕事と家庭生活という二兎を捕まえるのは決して容易なことではないからだ。政府が男女平等の主要政策の一つとして、仕事と家庭を両立できる環境づくりを挙げる理由でもある。

◆最近は、「仕事と生活のバランス」という話題が、青年世代の関心事として浮上している。一昨日、東亜(トンア)日報に、「ワラバル(work and life balance)」を検索して済州島(チェジュド)に定着した人たちの物語が掲載された。立派な会社を辞めて、西帰浦(ソギポ)のリゾートに転職した青年から、ソウル暮らしを片付けてゲストハウスを運営している夫婦など。より多くの給料よりはクリーンな自然の中でのゆったりとした生活へと進路変更を選んだ彼らは、一様に語った。所得は減っても幸福指数はさらに高まったと。

◆デジタルの世界が切り開かれ、仕事と生活のバランスを保つことが難しくなった。退社後や週末も、スマートフォンのために仕事から抜け出すことができず、「カカオトーク刑務所」「カカオトーク地獄」という言葉まで生まれた。最近、就職ポータル「ジョブコリア」の調査によると、会社員10人中8人が、会社生活中にペース調整に失敗したことがあると答えた。これにより、失われたことを聞いてみると、「健康」と「ワラバル」が1、2位に選ばれた。会社員の人生だけが厳しいものではない。経済協力開発機構(OECD)が発表した「2016年のよりよい生活指数」で、韓国の「仕事と生活のバランス」は、38カ国中36位だ。私たちよりも下なのは、トルコとメキシコだけ。1週間の平均勤務時間が50時間以上の労働者が23.1%で、OECD平均(13%)を大きく上回った結果だ。

◆仕事と生活を調和させるためには、「夕方のある生活」が不可欠だが、韓国企業各社は、個人の生活の質よりは、会社員としての役割に中心を置く。しかし、生活のバランスが崩れると、生産性も低下する。米経済専門誌「フォーブス」が提示した「ワラバル」向上法には、「完璧主義を見捨てること」「携帯電話の電源を切ること」「仕事と人間における優先順位を決めること」「自分だけの時間を持つこと」などがある。バランスの取れた生活のためには、世間と自分とが同時に変わらなければならない。