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人工知能(AI)秘書は女性?

Posted March. 31, 2017 08:33,   

Updated March. 31, 2017 08:34

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昨年末に公開されたSF映画「パッセンジャーズ」で、男性主人公が初めて聞いた声はわずか二つだった。宇宙旅客船の運営状況を案内する女性の声とバーテンダーロボットの男の声。主人公は目的地までの120年間、睡眠の旅をしなければならなかったが、機器のエラーで90年も早く目が覚めた。旅客船の単調な女性の声はもちろん、バーテンダーロボットにもすぐに飽きてしまった。孤独に耐えられなかった主人公は、一人の女性客を故意に覚ます蛮行(?)を行った。真なる会話の相手が必要だったのだ。

◆人工知能(AI)の進化を受け、人間とコンピュータとのコミュニケーションがますます自然になっている。アイフォーンのシリ(Siri)とマイクロソフトのコルタナ(Cortana)、アマゾンのアレクサ(Alexa)、グーグルアシスタントのようなAI秘書の会話能力の向上は目覚ましいほどだ。これらのAI秘書はすべて女性という共通点がある。もちろん声を基準にした性別だ。三星(サムスン)電子が29日(現地時間)に初めて公開した戦略スマートフォン「ギャラクシーS8」も、AI秘書「ビックスビ(Bixby)」が搭載された。ビックスビも女だ。

◆AI秘書が女性であることは、ユーザーが男でも女でも、個人秘書としては若い女性を断然好むという調査結果を各メーカーが受け入れたのだ。秘書の仕事は伝統的に女性の仕事という固定観念も反映されただろう。若い女性の声は聞き取りやすいという利点もある。映画「アイアンマン」に、男の声として出てくるAI「ジャーヴィス(Jarvis)」は、秘書というより仲間の研究者という感じが強い。IBMのワトソン(Watson)も男だ。

◆物理学生たちが主人公である米シットコム「ビッグバン理論」で、インド出身の「ラズ」は、女性の前ではろくに話もできない恥ずかしがり屋として出てくる。シーズン5でラズは、アイフォーンのシリと恋愛でもするかのように会話を交わして、仲間たちの失笑を醸し出す。現実の世界で頼るところのない人たちは、AIに愛の感情まで抱く世の中となった。AIもユーザーの感情や社会的関係を把握して応対する方に発展している。新たに登場したビックスビが絶え間ない学習プロセスを通じて、暖かい感情までを伝えるレベルにまで発展することを願う。