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大統領候補の警護

Posted March. 29, 2017 08:35,   

Updated March. 29, 2017 08:36

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米国のジョン・F・ケネディ大統領の弟であるロバートは、1968年に暗殺された当時、民主党大統領候補の予備選挙に出て、6つの予備選挙のうち5つのところで勝利を収めた。カリフォルニア州の予備選挙で勝利した日、ロサンゼルスのとあるホテルで個人警護員の警告にもかかわらず、人ごみでにぎわっていたキッチンを通ってプレスルームに向かう途中銃撃を受け、その翌日に死亡した。犯人は親イスラエル政策に不満を抱いたパレスチナ出身の移民者だった。彼の死後、米警護室(SS)には、議会からすべての大統領候補を警護する任務が与えられた。

◆韓国はかつて、李会昌(イ・フェチャン)や李明博(イ・ミョンバク)大統領選挙候補に対して、卵を投げつけた事例があっただけだが、脅威の強さは増す傾向にある。2006年、ハンナラ党の有力大統領候補と予想された朴槿恵(パク・クンヘ)元代表は、吳世勳(オ・セフン)ソウル市長候補への支援遊説中に「カッターナイフによるテロ」にあった。現在、世論調査で圧倒的首位となっている候補である文在寅(ムン・ジェイン)「共に民主党」元代表は、特戦司令部出身の支持者5人で構成されたボランティアチームの警護を受けている。残りの候補らは、警備員を置いていない。

◆主要政党の候補が今週から来週までに決まる。公式候補になると、警察の直接警護を受けることができる。大統領選挙は特性上、候補が身辺の脅威に多くさらされる。候補の日程はそのほとんどが公開され、その日程もその大半が大衆と接する日程となっている。弾劾後、保守と進歩候補の支持層の間で、偶発的衝突可能性がこれまで以上に高い。金正男(キム・ジョンナム)テロが示すように、北朝鮮が混乱を造成するために介入する可能性も排除できない。

◆米大統領選挙の候補は、通常、大統領選挙日から120日以内でSS警護を受ける。バラク・オバマ大統領は、人種差別主義者の暗殺脅威のため、1年6ヶ月前から警護を受けた。私たちも、警察と大統領警護室との合同警護を試してみる時が来ている。警護室は今、警護しなければなら現職大統領がいない状況にある。爆発物検査、毒物検食、盗聴探知などの機器を備えた最高級警護専門人材を遊ばせる理由などない。そうでなくて短い期間に行うことになった大統領選挙なのに、候補らの身辺の変化が大統領選挙の結果を歪曲させる可能性だけは、徹底的に遮断しなければならない。