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英語が流暢な北朝鮮大使の本音?

Posted February. 27, 2017 08:33,   

Updated February. 27, 2017 08:35

한국어

「あなたを見ると、『二枚目』というお世辞ができないが、どう思うか」。李肇星元中国外交部長は在任中、ネットユーザーとの会話の中で、全く飾り気のない質問を受けた。「身言書判」の観点からみれば、「身」に当たる氏の容姿は、全くダメだったようだ。李部長は、「私の母は絶対に同意しないだろう」と言い、「私の役目は、自分をよく飾るのではなく、外国人たちに中国を美しいと思わせることだ」と応酬した。よく訓練された外交官の機知を示す賢答と言える。

◆外交も人が手掛けることであり、外交官が好感を持てる容姿や話術を備えているなら、どうしても有利だろう。優れた容姿のおかげで、中華圏では「男神」と呼ばれる中国の王毅外交部長は、状況に応じた「表情の演技」にも長けている。しかし、外交官の力量がいくら優れていても、祖国が国際社会で堂々としていられない場合は、肩を張って国益を代弁するのは難しい。韓国も軍事独裁時代は、民主主義の弾圧や人権蹂躙などについて釈明するのに困惑した、というのが元老外交官らの回顧だ。

◆「潘基文(パン・ギムン)より英語を上手そうだ」。「北朝鮮のカン・チョル駐マレーシア大使が、金正男(キム・ジョンナム)暗殺事件と関連して、英語で記者会見を行ったことについて、世間でこのような言葉が取りざたされている。硬直した外見や筋の通らない詭弁は、さすが北朝鮮人なのに、彼の英語は意外にも相当なレベルという意味だ。北朝鮮の外交官は英語が下手だ、というのも偏見だ。太永浩(テ・ヨンホ)元英駐在北朝鮮公使について、英ガーディアン紙は、「魅力的でスマートであり、欠点のない英語を駆使する」と評した。北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相も、ネイティブスピーカー並みの英語を駆使するという。

◆カン大使が、「マレーシアの捜査結果は信頼できない」と激しく反発したのは、100%平壌(ピョンヤン)からの指示だと、脱北外交官らは分析している。北朝鮮でもテレビで見ているはずだから、やらせる以上に大げさに演技したほうが、かえって安全だ。カン大使の携帯電話の通話連結音が、「私を責めないでください(Do not blame it on me)」という歌詞が繰り返される英歌手「カルヴィン・ハリス」の歌「ブレイム(blame)」であることが目を引く。それまでが平壌の指示ではないだろうから…。