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木靴

Posted January. 12, 2019 09:01,   

Updated January. 12, 2019 09:01

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我が家の2番目の子どもは、お化けが出るかもしれないと言ってトイレに一人で行けない。お化けが怖いというは幸いだ。世の中にはお化けよりも怖いことが多いことをまだ知らない。

私はお化けよりも心が怖い。時々、心が私を地獄に引き下ろすためだ。先日、自分の力で解決できないことが起こり、心が荒んだ。「解決できなければ諦めなければならない」。頭ではこのような指示が下されるが、心はまったく言うことを聞かない。「どうしよう、どうしよう」、心はこのような乱れを何とかして整理したがる。

出来ないことを出来ないようにしなければならない時、私はこの詩を読む。うまくいかなければならないという良い心で息を苦しくなる時も、この詩を読む。執着することなく潔く去らなければならない時がある。イ・ビョンチョルの「木靴」はまさにそんな時のための作品だ。

何か絡み合ったことがあるなら、この詩に従ってみよう。髪も洗い、顔も洗い、心の苦しさが洗われるのを祈ろう。飛び回たわけでもないのに息が苦しくなって心臓の鼓動が早くなるなら、水をゆっくり噛みしめながら飲んでみよう。そうするとまるで、この詩でそうだったように、もの寂しくすべてを置いて立ち上がってみよう。傷ついた獣のように部屋の中をぐるぐる回るよりも、外に出て行ってしばらく歩いてみよう。道端にゴミを捨ててはいけないが、苦しい心は捨ててもかまわない。そうすると、心に浮かび上がった汚染物は少しずつ沈んでいく。

詩人は、すべてのことを置いて去る時にはじめて重要なことが得られると言う。一人の人間のささいな日常のような単純に見える詩だが、意外に大きな慰めになる。