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AI技術で米国に追いつく中国、「三星半導体」も追いつく日が来たら

AI技術で米国に追いつく中国、「三星半導体」も追いつく日が来たら

Posted November. 22, 2018 08:27,   

Updated November. 22, 2018 08:27

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「これまで(米中貿易戦争は)ハイレベルで戦えばそれまでだと思いました。しかし、最近、私たちに影響を及ぼしていると確かに感じています。中国企業への圧迫が本当に大きい。貿易戦争が早く終わったらいいですね」

三星(サムスン)電子が15日、中国・北京で開催した「三星未来技術フォーラム」のパネルディスカッションの現場。上海燧原科学技術有限公司の趙立東・最高経営責任者(CEO)は、米中貿易戦争で、中国の人工知能(AI)、半導体産業が直面している困難を比較的率直に打ち明けた。

趙立東氏の憂慮にもかかわらず、米商務省産業安全保障局は19日、AI、ロボット工学などの先端技術14項目に対する輸出制限措置を予告した。中国を取り上げてはいないが、中国のAI半導体の台頭を防ぐために振り回した刀だことは明らかだった。中国も黙ってはいない。習近平中国国家主席は今月初め、「AIコア技術を先取り、掌握せよ」という指示を吐き出した。

15日、フォーラムのパネルとして出た中国百度クラウドの謝廣軍副社長は、「現在、米中間の人工知能は、中国と米国両方共開始段階だ。中国に非常に良い未来を期待する」と、中国政府の支援などを、中国AI産業の比較優位として打ち出した。米中の格差が大きくないので、米国の圧迫にも問題ないという自信を示したものだ。

趙立東も、「コンピュータ先端半導体は、一朝一夕には追いつけないが、AIは(米国との)スタートラインの距離がそれほど遠くない」と述べた。彼は、「5年前に中国でAI半導体について語るのは、完全に根拠のない話のように聞こえたが、今では、政府の支持、資本市場の熱狂的な声援、国際的技術とのつながりなどで発展が可能になった」と強調した。

三星電子DS(デバイスソリューション)部門中国統括のチェ・チョル副社長は、同日のフォーラム開始前に、中国の半導体台頭について、「我々の方が競争力に優れていると考えている」と述べた。中国のメモリ半導体生産計画についても、「1等企業(三星電子)は、市場を追うのではなく、自ら市場を作り出す」と自信を見せた。

しかし、その翌日の16日、中国国家市場監督管理総局は、三星電子、SKハイニックス、マイクロンのメモリ半導体市場での独占行為に対する「大量の証拠資料を確保した」と制裁の可能性を示唆した。

世界最大の半導体市場である中国が、韓国の半導体産業を牽制するという爪を表わしたのだ。米国のハイテク産業技術の抑制に死力を尽くして立ち向かおうとする中国は、半導体産業でも韓国の追い越すために必死に取り組むだろう。

15日、フォーラム・ディスカッションの終盤で小米AI製品部の季旭社長など、中国企業のパネルは、「三星は重要な協力パートナー」「メモリ半導体など三星のより多くの支援と協力を望む」「AI産業は半導体への依存度が非常に高いため、三星に大きく頼っている」などの賛辞を送った。

季旭は、「現在、米中貿易摩擦は、三星にとってはさらに大きなチャンスだ」と話した。議論の司会を務めた三星半導体中国華北地域の歐陽基副代表は、趙立東の貿易戦争の心配について、「心配はいらない。三星がある」と冗談を渡した。

しかし、フォーラムに参加した先端技術の中国企業と中国政府は、「半導体で三星を抜いた。今や三星はもう要らない」と言う日も一日も早く来ることを楽しみにしているようだった。


尹完準 zeitung@donga.com