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自由奔放で情熱的な渤海人

Posted July. 06, 2018 08:58,   

Updated July. 06, 2018 08:58

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渤海の支配層の字体と言えるものに「貞恵公主墓碑銘」(780年)、「貞孝公主墓碑銘)」(792年頃)、「咸和四年銘仏碑像銘文」(834年)がある。これらの文字は、基本的には韓民族の特性を持ち、その造成時期に合わせて中国化された特徴があり、高句麗後期か統一新羅の字体に似ている。

まず、線の方向がそろっておらず、字の大きさが一定せずバランスが取れていない。横と縦の列は合わせてあるが整っていない。最後が上がっているが、これは中国の字体に主に見られる特徴で、中国からの影響のようだ。線の太さと長さに変化があり、上下に多少長い特徴があるが、これは情熱、膨張、意欲、積極性、実践力、進取の気性を意味する。南宋の葉隆礼が皇帝の勅命で編纂した『契丹国志』に「渤海人が3人集まれば虎1頭に匹敵する」とある。

渤海の瓦当からも韓民族の字体が発見され、渤海が韓民族の国家であることが確認される。自由奔放で図式的で一定の法則に従う中国の字体とは違い、やわらかい線が流れ、靺鞨族の字体とも異なる。銘文瓦を見ると、左右がバランスを欠き、字の大きさが大小さまざまで整っておらず、線の方向も一定ではないうえ、時に自分勝手だ。また、線が急ではなくやわらかくて円満だ。自由で活力があり、性格がせっかちで気まぐれで善良な韓民族の特性が表れている。

柳得恭(ユ・ドゥクコン)は『渤海考』の序文で、「いったい大氏とは誰か。まさに高句麗の人だ。彼が所有した土地は誰の土地か。まさに高句麗の土地で、東と西、北を開拓し、これよりもさらに広げたのだ」と書いた。字体でもこの主張を裏付けることができる。

弁護士・筆跡研究家