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香港版焚書坑儒

Posted June. 06, 2018 07:32,   

Updated June. 06, 2018 07:32

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香港では、政治色の強い本などを扱う独立書店を「二樓(2階)書店」と呼ぶ。中国文化大革命当時、禁書に分類された本が香港で流通した。二樓書店は当時、禁書を売っていた小さな書店が、主に建物の2階以上でこっそり営業をしていたことから由来した。最近、中国当局が、香港の書店を反中の「不穏書籍」をまき散らす巣窟とみて、流通網を占領した。中国政府機関である香港特別行政区連絡弁公室は、香港内の大型書店チェーンを含め、書店53ヶ所と出版社30社を従えた香港連合出版集団の所有権を確保した。

◆香港版焚書坑儒は前兆があった。2015年のいわば「書店関係者失踪の謎」だ。「習近平の恋人たち」「習近平の20年政権の夢」など、中国当局を逆なでする本を売っていた二樓書店「銅鑼灣書店」の店長や従業員など5人が次々と行方不明になった事件だ。彼らは中国公安に連行されて、取り調べを受けたことが後日判明した。1997年、英国の香港返還当時、中国が約束した「一国二制度」の原則においてあってはならないことだった。

◆社会主義中国と資本主義香港の同居は巡航するようだった。しかし、中国の国力浮上が目立ち始めたことで、危機に直面した。中国当局の干渉と統制も露骨になっている。中国の習近平国家主席は政権についた後、「近代化に遅れ、西欧列強に領土さえ渡さなければならなかった苦難を克服し、中国夢を実現する時が近づいている」と数回強調した。香港を中華民族復興を知らせる道標的空間にした彼には当然の手順だ。

◆香港の輝いた時代を覚えている香港の人たちは、習主席の「中国一体化」戦略への危機感が相当ある。東・西洋が交差していた香港がユニークなアイデンティティを失うのがこの上なく残念なのは、彼らだけではない。2014年に起きた香港の民主化デモである「傘革命」に同調して、中国版「ブラックリスト」に上がった俳優の周潤發、梁朝偉、劉德華などを、中国資本が投資する映画でこれ以上みられなくなったアジアの多くの「香港映画キッズ」も残念なのは同じだ。