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[オピニオン]高麗1100年、南北の「大高麗展」

[オピニオン]高麗1100年、南北の「大高麗展」

Posted January. 11, 2018 08:10,   

Updated January. 11, 2018 08:28

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高麗象嵌青磁は、その独創性と美しさが世界最高水準である。下地に柄を刻んで、別の種類の土を埋め込む螺鈿漆器技法を職人が陶器にも適用した。柄を作った後、高温の窯で焼き上げる高難度の製造過程は複雑だ。象嵌技法は12世紀初めにピークに達し、技術を導入した宋にヒスイ色の象眼青磁を逆輸出までした程だ。多くの名品が残って国宝に指定されたこともある。神秘的な青い光の青磁と仏画、螺鈿漆器、金属活字は4大名品である。

◆高麗は、世界のトップに立つほどの発明品を次々と出した創意的国家だった。開放的な気風でイスラムと中国文化を吸収しながら積み重ねた力量のおかげである。 天文、暦算、医学、度量衡、印刷、火薬技術に至るまで、様々な分野で足跡を残した。武臣政権以降、高麗は衰退の道に差し掛かる。朝鮮初期の世宗時代に科学技術の黄金期を迎えたことも、高麗時代の蓄積によるものだった。崔茂宣(チェ・ムソン)が開発した火薬は、歴史の流れまで変えた。倭寇を破った太祖・李成桂(イ・ソンゲ)が戦争の英雄に浮上し、新しい王朝を立てた。

◆高麗建国1100周年を迎える今年12月、「大高麗展」を国立中央博物館が開く。特別展では、4大名品をはじめ、全世界に散らばっている高麗文化遺産を集めて、開放的で独創的な高麗科学技術・文化の真髄を見せる計画だ。裵基同(ぺ・ギドン)国立博物館長は、「金属活字、大蔵経、青磁は高麗人の創造性を如実に示している」とし、「コリアという国の名前と一緒に、国のアイデンティティを確立したのはほかならぬ高麗だ」と主張した。

◆国立博物館側はこれまで、北朝鮮から高麗遺物を取りよせるために、ユネスコや国際博物館協会を通す案を水面下で進めてきた。ちょうど北朝鮮の核危機で凍りついた南北関係も雪解けムードであるだけに、統一部などの関係省庁と協議して、直接北側と交渉に乗り出す案も講じる。平昌(ピョンチャン)冬季五輪以降、南北関係が悪化しなければ、ソウルと平壌(ピョンヤン)で高麗遺物巡回展も開くこともいいだろう。「高麗建国1100年」を機に、南北文化交流の新紀元が開かれることを願う。南北関係が順調であってこそ可能な夢である。



チェ・ヨンフン論説委員 tao4@donga.com