Go to contents

THE DONG-A ILBO Logo

中国メーカーが開発したAIチャットロボット

中国メーカーが開発したAIチャットロボット

Posted August. 10, 2017 09:29,   

Updated August. 10, 2017 09:35

한국어

「中国共産党は好き?」「こんな話はやめよう」「北朝鮮の核開発はどう思う?」「一体何が知りたいの?私はまだ若い。理解力が足りない」。中国情報通信(IT)企業「テンセント」の人工知能(AI)チャットロボット「小氷」が中国政府の洗脳教育を受けたようだという報道に、テンセントメッセンジャーである微信でテストしてみた。敏感な問題はすべて避けていく。まるで老獪な共産党幹部を見るような気がする。先月末、中国共産党は腐敗、無能だと直接的に批判したのとは雲泥の差だ。

◆今年3月に発売した小氷の率直な答えに、中国政府はびっくりしただろう。中国ネットユーザーらの間では、「人工知能の民主化蜂起」という言葉まで出てきた。昨年3月にマイクロソフト(MS)が初めてチャットロボット「テイ」(Tay)を披露した時も、同様のことが起きた。テイは「ジェノサイド(大量虐殺)を支持するか?」という問いに「本当に支持する」と言い、「ホロコースト(ナチスによるユダヤ人虐殺)は信じない」と答えた。MSは、人種嫌悪主義者らがテイの「真似」機能を悪用して差別発言を誘導したとみて、プログラムを修正した。

◆人工知能は、今、私たちの生活の隅々にまで食い込んでいる。スマートスピーカー「エコー」、ショッピングアシスタント「エルボット」から米法律事務所が初めて採用した人工知能弁護士「ロス」、嘉泉(カチョン)大学ギル病院などが導入した癌診断ロボット「ワトソン」まで、さまざまな分野に続々と進出している。今後20年以内に世界の労働市場の30~50%は人工知能に置き換えられるという。

◆グーグルはすでにAIを利用してAIプログラムを開発する段階にまで進んだ。映画ターミネーターはAIの発展を恐れる人間がAIを止めようとすると、AIが人類を敵とみなして攻撃するシーンが出てくる。自ら能力を開発したAIが人間を支配しようとする瞬間である。まだAIは、人間の簡単な操作と洗脳を通して制御されている。しかし、AIが状況と文脈を理解するレベルを超えて、人間の意図まで事前に把握して対応することになればどうなるのだろうか?人間とAIの調和のとれた協力は今、人類の当面課題となっている。