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挑発の火をくべる金正恩氏、対話の火まで消すつもりか

挑発の火をくべる金正恩氏、対話の火まで消すつもりか

Posted March. 08, 2019 08:15,   

Updated March. 08, 2019 08:15

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トランプ米大統領は6日、北朝鮮の東倉里(トンチャンリ)ミサイル発射場の再建の動きと関連して、それが事実と確認されるなら、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に「非常に失望することになるだろう」と述べた。ただ、トランプ氏は「(私が失望する)そのようなことはないだろうが見守ろう。問題は解決されなければならず、私たちの関係は良い」と付け加えた。

トランプ氏は米朝関係の破局の可能性を警告しながらも、ひとまず慎重な構えだが、北朝鮮はまるで以前からの計画のように速かに動いている。東倉里復旧の動きを報告した米国の北朝鮮軍事問題専門家は、最新の衛星写真を追加分析した結果、「垂直エンジン実験台と発射台がすでに完成されている」と明らかにした。さらに、東倉里発射場と平壌(ピョンヤン)衛星管制総合指揮所を掌握する国家宇宙開発局の周辺では、施設の拡大工事が進行していると外信が報じた。

外信は一斉に「不吉な兆候」とし、注目している。

北朝鮮は情勢が不利になれば挑発の可能性をうかがわせて危機指数を高め、さらなる要求条件を掲げるという冒険主義的な戦術を使ってきた。今回のミサイル示威も平和的な人工衛星の発射という理由を挙げてこれまでのミサイル実験中止の約束を破る手順かもしれない。合意した内容も気に入らなければ手のひらを返すように即座に破ってしまったことは一度や二度ではない。2012年の2・29合意文に署名し、半月で長距離ロケット発射を行ったのが代表的な例だ。

北朝鮮のこのような振る舞いは、対話局面を再び緊張と危機に追い込む危険千万な行為に違いない。米朝対話は、北朝鮮の核・ミサイル実験と韓米合同軍事演習の同時中止に基づいてなされている。米国はハノイ会談の決裂にかかわらず「双中断」の枠組みを維持し、対話を継続するという立場だ。しかし、北朝鮮が挑発的な行動に出るなら、対話を続けることはできない。トランプ氏も失望するだけでは終わらないだろう。怒りと火に変わるのは時間の問題だ。