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駐中大使がずっと空席…人がいないからか、対中外交を疎かにしているからか

駐中大使がずっと空席…人がいないからか、対中外交を疎かにしているからか

Posted February. 19, 2019 08:28,   

Updated February. 19, 2019 08:28

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来週の2回目の米朝首脳会談では、非核化と相応の措置のほかに終戦宣言など韓半島の命運を分ける主要議題が扱われる見通しだ。中国の変数がますます重要になる状況だが、対中レーダーの指令塔である駐中韓国大使は1ヵ月間、空席状態だ。盧英敏(ノ・ヨンミン)前駐中大使が大統領秘書室長に就任した後、後任のうわさも聞こえてこない。駐中大使の空席がいつになく大きくみえる。

金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は先月8日、1年も経たずに4回目の訪中をし、習近平国家主席と米朝会談で扱われる議題を調整した。中国の強固な後援者の役割を強調し、米国に圧力をかけたのだ。中国の王毅外相は14日、池在竜(チ・ジェリョン)駐中北朝鮮大使に会って、米朝会談の「共同研究」をした後、北朝鮮に対する支持に変わりはないと強調した。一方、先月、中国の孔鉉佑・外務次官の訪韓以外には韓中間の次官級会談も開かれていない。文在寅(ムン・ジェイン)政府が特に韓中関係を重視すると強調してきたが、実際の外交の現場は空転している。 

駐在国の大使が席を外せば、それだけ内密な高級情報の把握が難しくなる。中国のように情報を統制する場合にはなおさらだ。来週の米朝会談を皮切りに、4強外交の構図が急変する可能性が高い。正恩氏は、習氏に会い、ソウル答礼訪問を実施する可能性が高い。韓米、米中、露朝首脳会談はもとより、日朝首脳会談の開催の可能性もある。この外交の鎖の鍵を握る中国に対する立体的な外交活動が緊要な時だ。そのうえ、高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)配備問題でぎくしゃくした韓中関係を修復し、中国進出の企業と海外同胞の困難を解消するためにも、駐中大使の役割は重大だ。大使の空席状態を放置した状態で、韓半島の運命を云々する外交的レトリックだけを繰り返してはいけない。