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「経済の4大暗雲がくる」と警告するIMF、政策実験に費やしている時間はない

「経済の4大暗雲がくる」と警告するIMF、政策実験に費やしている時間はない

Posted February. 12, 2019 08:06,   

Updated February. 12, 2019 08:06

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ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事は10日、ドバイで開かれた世界政府サミットで、今、世界経済に4つの暗雲が一度に押し寄せていると警告した。貿易緊張と関税引き上げ、金融引き締め、ブレグジット(英国の欧州連合からの離脱)と関連した不確実性、中国経済成長の減速加速という巨大な暗雲がいつ経済嵐に変わるか分からないため、各国政府はそれに備えるべきだと呼びかけた。IMFは先月、今年の世界経済成長率の予測値を従来の3.7%から3.5%に下方修正し、世界経済が下降曲線を描き始めたと分析した経緯がある。対外依存度の高い韓国としては、他のどの国よりも耳を傾けて聞かなければならない警告だ。

現場感覚に優れたグローバル投資銀行(IB)もまた、今年の韓国経済についてますます悲観的な見通しを出している。国際金融センターが11月末時点で集計したゴールドマン・サックス・シティなど、海外の主要IB11社の今年の韓国経済成長率の予測値は平均2.5%だった。昨年11月の2.6%より下方修正されたのだ。数字上は小さな違いともいえるが、重要なのは、経済が流れる方向であり、これが経済主体にとっては重要な心理的変数として働く。特にグローバルIBが、輸出減少や企業の投資低迷が来年以降も続くと観測したのは、特に注意すべき部分だ。

ラガルド専務理事が指摘したように、4つの経済悪材料が今後どのように進められるのかは、誰も計りかねない。一様に韓国経済に大きな影響を与える要因だが、私たちが制御するのは難しい事案だ。過度な悲観は禁物だが、危機意識だけは緩めてはならない。最近、政府与党の一部から出ている楽観はなおさら危険だ。

景気回復のために金利を下げることも困難な状況で、政府の財政拡大がほぼ唯一の支えになっているが、今のような状況では、早めに成果を出せる分野に集中的に投入するのが有効だ。いつ実績が出るか分からない中途半端な理念経済の実験に時間と資源を無駄にする余裕など私たちにはない。国の内外の事情を冷静に直視して、画期的な政策転換を検討すべき時だ。